昨晩出発したバスは無事にトルコ南部の町、アンタクヤに到着。
折角なので少しだけこの町を観光。
別のバス会社のシャトルバスが町の中心まで送ってくれました。
アンタクヤの中心
ガイド本によるとココはシルクロードの終点地。世界史上に何度も登場したそうですが、今は殆ど遺跡が残って内容です。
ウル・ジャーミィやハビービ・ナッジャル・ジャーミィなどのモスクを見学しました。
ハビービ・ナッジャル・ジャーミィ
ココもアヤソフィア同様、教会として立てられたが、後にジャーミィ(モスク)に改修されたものです。
中心部に戻ると丁度オトガル行きのバスが来ていたので、すぐに乗り込みました。
オトガルでアレッポ行きのチケットを購入し、お菓子を買ったりチャイを飲んだりしてコインを使い果たし、バスに乗り込みます。
バスはバスと言うより12人乗りくらいのバンでした。
意外と満員で、トルコやシリアの人が乗っていました。
運転手を含め英語を話せる人がいないので不安です。
1時間弱で国境に到着。
トルコの国境ですら何していいか分からず、半分の人がパスポートを持って降りて降りていったので、付いていって係の警官に見せると、出国スタンプを押してくれました。
トルコ側のゲートは3つくらいあり、何人か降りたり乗ったり。何がなんだかよく分かりませんでしたが、まあスタンプもらったので良しとしてじっとしてました。
出国後バスは道路脇に遺跡がある道を5分くらい進み、シリア側のゲートに到着しました。
DutyFreeなども並んでいましたが、イミグレーションらしき大きな建物で停車し。降りてなんかして来いみたいな事を言っていたのでとりあえず中に。
中に入ってとりあえず並ぼうかとしていると、親切なおじさん(?)が手伝ってくれました。
カウンターでは拒否られたみたいで、何故か奥の部屋に連れて行かれ、ビザ申請らしきお願いをしてくれました。
併設された銀行につれて行かれ、15日シングルビザ代24$を払い領収書を持って再びカウンターの奥の部屋へ。
係りの人に質問をされ、答えると、それをビザ申請用紙みたいなのに書いてくれていました。アラビア文字なので何が書いてあるか分からないけど。
椅子に座ってしばらく待たされました。係りの人は雑談していて何もしてないようでした。何待ち??
しばらくするとバスの運転手が急かしにきました。バスの運転手に外に連れて行かれ、バスにのって何故か再びトルコ側に移動。パスポートがないので不安です。
でもシリアのゲートを出れなかったみたいで、結局もどりました。何がしたい??
イミグレーションらしきビルに戻るとさっきの親切なおじさんが登場し、なんか係官にごちゃごちゃ言ってくれると、ビザは出来ていたみたいで、僕のパスポートが出てきて指紋採取後にやっと入国スタンプがもらえました。
結局国境では2時間半かかりました。
国境から小一時間、シリア第二の都市、アレッポに到着
沢山の車とクラクション。薄茶色の建物。汚い歩道。そして全く読めないアラビア文字。
都会なのに異国に来た実感がある町です。
とりあえずインフォメーションで地図をGetし、ホテルにチェックイン。
疲れたので一睡した後、シリアポンドを手に入れるためATMを探しに出かけました。
これが困った事に4つくらいのATMを試しましたが、インターナショナルキャッシュはすべて拒否られました。途中、若い男の子がATMを探すの手伝ってくれたり、とても親切でした。
PLUS表示があっても結局使えるATMは無く、VISAのキャッシングを試してみたらOKでした。
宿に戻り、スタッフのBさんと話していました。この人は親切で、町に出てシュワルマ等を買ってくれたり、母が作ったというカナーファを分けてくれたりしました。
中心部の時計塔
夜の町は暖色系の色ではキレイにライトアップされています。
クリスマスのように飾ってあったホテルがありましたが、それはニューイヤーだと言っていました。クリスマスじゃないの?と聞いたら「なにそれ?」さすがイスラム圏です。
今回泊った宿(Spring Flower)の部屋
シングルとドミの値段が一緒なので久しぶりにシングルにしました。超狭い[E:dash]
宿には他に日本人のA夫妻がいました。この先も似たようなルートを通るみたいなのでまた会うかもしれませんね。