ニュージランド南島一周の巻(07/31~08/13)

ニュージーランド南島を一周した。

Dsc05297
キャンピングカーを借りて、二週間の旅。

沢山の町を回った。
沢山の景色を見た。

一言で言うと、ここは巨大な「北海道」だ。北海道を車で走った事がある方はイメージが容易だと思う。ひたすら農園や牧場が続く道を走っていく。

大きな町といえる町はあまり無く、ニュージで大都市といわれる町ですら日本の地方都市程度。とっても田舎な国なのだ。風景も日本と共通する所が多く、都市化が進んでいないだけ懐かしさを感じる。
ヒッチハイカーを拾ってみたり、ひょんなことからマオリや農家の方の親切を受けたりした。
そんな景色をざっと紹介しよう。

大まかなルート:クイーンズタウン→ワナカ→フォックス氷河→フランツジョセフ氷河→グレイマウス→アーサーズパス→ハンマースプリングス→クライストチャーチ→ティマル→オアマル→ダニーデン→インバーカーギル→ティアナウ→クイーンズタウン

Dsc04676

アロータウンは昔ながらの雰囲気のある小さな町だった。

Dsc04697
夕暮れ時のワナカ湖。透き通った水で子供のようにはしゃいで水浴びをする犬がいた。冷たくないのだろうか。

Dsc04702
キャンパーの中は快適である。TV・テーブル・キッチンもあり立って歩ける。ちょっとしたワンルームだ。キャンプサイトで電源をつなげばヒータなども使え、もう住めそう。

Dsc04738
西海岸、ハースト周辺にて。この当たりの海岸線は日本のそれにそっくりだ。

Dsc04744
羊の民族大移動。稀にこんな光景にもであえる。

Dsc04755
フォックス氷河。

Dsc04785
NZ最大と言われるフランツジョセフ氷河
簡単なトレックで近くまで行く事が出来る。上に載ったりヘリで上の方に着陸したり。金さえあればいろんなアクティビティがある。

Dsc04799
車を止めれば羊は逃げ、牛がモーモーと鳴きながら寄ってくる。

Dsc04804
グレイマウスの町を流れる川。なんとなく故郷、岐阜に似ている風景だ。

Dsc04806
西海岸と言えば夕日。海に沈む夕日はやはり美しい。

Dsc04813
農家のポストは国道沿いにまとめて並んでいる。その周りに家が見当たらなかったりするのにポストがある。取りに来るのが大変そうだ。

Dsc04830
朝もやが昇る前の景色は美しい。

Dsc04831
NZ固有の鳥も沢山いる。

Dsc04838
とても人懐っこいオウム「Kea」。餌をやらないでください。

Dsc04850
道中、いくつかの滝スポットがあった。雰囲気の日本のそれとそっくりなものが多い。
これは デビルズパンチボウル滝

Dsc04884_3
冒頭でも述べだがドライブ中の道は北海道のそれを思い出させる。もっとも国全体がそんな感じなのでもっと景色のバリエーションは広い。

Dsc04890
反対側に抜けれる洞窟に入れる場所にも何回か出会った。色々な事が安全重視な印象を受けていた国だがこういうところは自己責任で自由に遊べる。ヘッドライトを頼りに3~40分若干の恐怖と戦いながらの探検はスリリングである。

Dsc04896
羊は臆病で僕が近づくとすぐ逃げてしまう。写真に収めるのは大変だ。それでもこの国の風物詩はやはり山と羊である。

Dsc04942
西海岸に出たらひたすら南を目指す。

Dsc04944
ティマルは海に面したところに広い公園がある比較的大きな町だ。このあたりから南は天気が不安定になってきた。

Dsc04978
映画「ナルニア国物語」にも登場したエレファントロック。奇岩がたくさんありカッパドキアを思い出させる。

Dsc04990

Dsc05016
オアマルは歴史的な建物が数多く建っている。

Dsc05017

Dsc04996
ヨーロッパの波止場町を感じさせる町並みだ。

Dsc05008
それだけじゃなくこの町の近くには二種類のペンギンのコロニーが存在する。僕も遠くからだが、その姿を見る事が出来た。

Dsc05026_2
朝日を受けるオアマル港。刻々と色が変わっていく海。

Dsc05034
オアマルとダニーデンの間にあるモエラキ・ボルダー。不思議な丸い岩がごろごろと転がっている。

Dsc05084
ダニーデン駅舎。ダニーデンはスコットランド風の建築物がいくつか残っている。

Dsc05054
オタゴ博物館は先住民文化、自然など、見所が多いのに無料だ。

Dsc05090
ギネスに載るほど傾斜がきつい「ボルドウィンストリート」。坂の町、ダニーデンを象徴するユニークなスポットである。

Dsc05129
ダニーデンとインバーカーギルの間の海岸線には沢山の景勝地がある。これはナゲットポイントと呼ばれる断崖に立てられた灯台。波が作った荒々しい岩々が眼科に見え。一見日本風だがその海は青い。

Dsc05158
プラカウヌイ滝

Dsc05169
フロレンスヒルからの海岸線。南島の南端まですぐそこだ。
この当たりの道はかなりアップダウンがきつい。大きなキャンピングカーでは大変だ。

Dsc05196
インバーカーギルはそれほど大きな町ではなかった。待ち行く人も少ない。

Dsc05237
ラカツ湿原。インバーカーギルからテ・アナウ、そしてクイーンズタウンへの道はとても美しい見所が沢山ある。

Dsc05259
マナプリの湖。誰もいない静かな湖だった。

Dsc05309
ワカティプ湖。スタート地点のクイーンズタウンもあと少し。

Dsc05330
クイーンズタウンから一路レイクテカポに向かう。途中いくつかの湖を経由する。どれも美しい湖だ。

Dsc05342
長ーい水やりマシン。

Dsc05354
レイク・プカキ
湖によって不思議と色が違う。ココは乳白色の濁った湖だ。

Dsc05365
レイクテカポの町の手前にあるマウントジョンからのテカポ湖の眺め。ターコイズ色をした美しい湖だ。

Dsc05375
星空を世界遺産に登録しようとしているだけあって天文台も建っている。残念ながらこの日は月が明るく満天の星空ではなかった。

Dsc05386
良き羊飼いの教会。日本語にすると変な名前の小さな教会。祭壇の向こうに見える絵のような湖の景色が最高だ。

Dsc05446
テカポとクイーンズタウンの中間を北に向かうとマウントクック国立公園。フランツジョセフ氷河の反対側だ。一時間程度のトレッキングでニュージーランド最高峰。マウントクックの姿を間近に見る事が出来る。

二週間という定められた期間の中。急ぎ足で南島を一周したが。もう少し時間があった方が良かった用に思う。そもそも北端まで行く事を断念したくらいだ。とりあえずはいったんクイーンズタウンに戻り、今後の予定を考える事になる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です