夕日を浴びるタハイ遺跡のモアイたち。
村から近いこの夕日スポットは滞在中、毎日でも訪れることができる。
サンチアゴから飛行機で約4時間半、南米の旅序盤のクライマックス、イースター島へやってきた。なぜクライマックスかというと、この飛行機の予定に合わせてこれまで旅してきたからだ。これ以降はまた、何も縛りが無い旅となる。
太平洋のど真ん中にあり、隣の島まで2000キロ。この絶海の孤島と呼ぶにふさわしい場所には独自の文化が残っている。というのは残念ながら欧米の奴隷狩りなどでほとんど死に絶えてしまったらしい。とはいってもそこに残るものは健在である。その代表的なものがモアイだ。
島の観光はモアイ。モアイ。またモアイ。。であるといってもいいのだけれど、その島の雰囲気もなかなか素敵である。少しアジアに近づいたような。そんな印象も受ける。暖かく、のんびりしていて、少し体調を崩していた僕にもやさしかった。
飛行機から見るイースター島
イースター島は大きく3つの火山からなる火山島。島のどこへ行っても火山性の石や砂がみられ、いかにも隆起しましたという地形も火山島らしい。
島の中心ハンガロイ村。観光化により村の割りに交通量が多いもののまだまだのどか村である。
正面に象形文字がデザインされた教会
木に彫られた象形文字。今は読める人はいないらしい。
アカハンガの倒れたモアイ。島内あちこちにモアイが倒れている。
モアイは紛争ですべて倒されたらしく、今たっているものは全て近代の修復作業で立てられたもの。
これが最大規模に修復された、アフ・トンガリキの15体のモアイ。一つ一つのサイズも大きく、なかなか圧巻である。
プカオをかぶったアナケナのモアイ
連れションをしているモアイたち。
砂浜に埋もれていたこれらのモアイは背中に残った彫刻を見ることができる。
タハイのモアイは目まで再現されているものがある。
作りかけのモアイが顔をだすモアイの切り出し場、ラノ・ララク。大きいものばかり。
アナ・ドス・ベン・タナスでの夕日
真っ暗な狭い洞窟を少しだけ進むと夕日の時間だけ美しい夕日が望める穴場夕日スポットであった。
断崖絶壁に空いた穴からの夕日がのぞく。
ラノ・カウのクレーターは大迫力かつ不思議な光景を作り出している。聖域として鳥人割礼の儀式が行われていた場所でもある。
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飛行機:LAN航空 サンチアゴ往復 US$320
※LAN航空スペイン語のホームページで購入(現地人価格)
宿: Petero Atamu ドミ8000チリペソ
wifi有 シャワーが足りない リビング落ち着く。アットホーム 英語可
国立公園入園料: US60 空港で買うと US50 もしくは25000チリペソ
ラノ・ララクとオロンゴ儀式村の入場のみ必要。私は買わず。。
レンタカー:一日(24時間) 35,000チリペソ~
※100チリペソ=16円
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