イポーとそこに住む人々(05/11~12)

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古き良き時代を残した町

イポーはペナンとクアラルンプールの中間に位置する町だ。特に何もないと聞いていたが時間はあるので寄ってみることにした。
バスは郊外のバスターミナルに付き、そこから市バスで街中に行くことになった。当ても無く乗ったので、適当に市街地でおろしてもらった。昼間に付いたのでめちゃくちゃ暑かった。それもあって宿探しが大変だった。なにせ当てにしていたゲストハウスが無い。そう、外国人が滞在する事を想定していない町だった。「困ったときは中華街」という考えがあったので、中国系のホテルを探すことにした。ここも中国系の人が多いようで全体的に中華街だ。いくつかの安宿が見つかった。売春宿みたいなところが多いらしいが、安ければお構いなしだ。RM25のシングルが見つかったが、化粧の濃いおばさんと身振り手振りとうなり声でしかしゃべらない叔父さん。超怪しい宿だった。まあこれも経験。泊まることにした。彼らは中国語を使って会話しているようだ。英語はおろか、マレー語がしゃべれるかどうかも怪しい。結果的にこの宿はいい宿だったが、いかんせん情報が入らないのは困り者なので、インフォメーションに出向いた。そこで出会った現地の有力者(?)が、あした郊外の自然公園に連れて行ってやると言ってきた。もちろん仕事のついでだろうが。突然のことなのでビビッたが、特に危険はなさそうだったので連れて行ってもらった。まだ手付かずの自然公園は、少しの間見ただけだったが、沢山の鳥が生息していた。中国系らしい気前の良さで、すこしずるい思い出が出来た。
イポーの町はと言うと、ここも英国時代の面影が随所に残っている町だった。古い建物が塗り替えられ、今も使われている。そんなに人は多くないし、食べ物屋台は十分にある。町も綺麗に整備され、なかなかいい町だ。しかし、それ以上滞在する理由も無く、涼を求めて次のキャメロンハイランドに向かった。

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St.マイケル学院
ゴシック様式の綺麗な学校だ。旧日本軍の司令部がおかれていたらしい。

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古い建物も現役で使われている。

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市庁舎

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夕暮れの路地。犬がいないのは助かる。

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夜はナイトマーケットが開かれていたりする。衣料品や雑貨が中心だ。

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まだ観光客には解放されていないだろう自然公園は沢山の鳥たちを見ることが出来た。

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ホワイトコーヒーはココの名物だと言う。

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夜は屋台も賑わっている。殆どが中国語表記だ。ペナンに比べて英語は通じにくいが、全くと言うことは無い。

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