戦争の爪痕 in クネイトラ (12/27 Sun)

今日はクネイトラに行ってきました。
クネイトラはシリア、ヨルダン、イスラエルに囲まれたゴラン高原にある町です。
ゴラン高原は、砂漠だらけの中東の中ではオアシスのような場所で、何度も国土を争って戦争をしている場所です。
現在はどこの国にも属さない国連監視下の非武装地帯となっています。
それでも一応領土が決まっており、その殆どがイスラエルの領地ですが(たぶん勝手に宣言しているだけ)、クネイトラの町はシリア領で、1974年にイスラエルが撤退した際に爆撃された状態が保存されています。

朝は日課になりそうなビン底親父のお茶とファラーフェルのサンドイッチを食べ、出発!

まずはシリア内務省で入域許可証みたいなのをもらってきます。
町のはずれにある場所にタクシーで行き、そこでパスポートを渡し、外で待つ事40分。めでたく許可証を貰えました[E:scissors]

そのままソーマリーエのバス停に移動し、そこからセルビスで「ハーン アルナバ」に移動(40SP)→そこからはどうしていいかよく分からなかったので、タクシーに乗ってクネイトラへ。
何度かシリアだか国連だかのゲートでパスポートチェックがあった後、ゴラン高原らしき区域に入りました。最後のゲートでシリアの係員がガイド&監視?として乗り込んで来ました。
結局タクシーはそのままチャーターする事に。メータタクシーなので不安ですが、そんな事はどうでも良くなる光景を目にする事になりました。

軍の施設以外は撮影が許可されました。

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破壊された病院

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その内部。銃弾の跡が生々しく残っています。

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屋上からは破壊された家々が見えます。

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砂漠ばかりの中東とは思えないほど自然がある場所です。
この場所を争って何度も戦争が繰り返されてきたのでしょうか。

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破壊された民家(?)

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破壊された教会

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その内部

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モスク。天井は吹っ飛んでいます。

モスクのミナーレ(塔)にも登る事ができました。

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破壊された町を見渡せます。

 

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こんなにキレイなのにこの先は地雷原だそうです。

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向こうの建物はイスラエル領だと言います。国連軍の車が行き来していました。

一通り町を巡ってハーン アルナバに戻りました。タクシー代はそれでも300SPちょっと。

クネイトラ。行くのは面倒だったけれど、戦争についてマジメに考えさせられる体験でした。
平和そうに見えるシリアに住んでいる人たちは戦争と隣り合わせの生活を送っている。
みんな戦争についてどう考えているだろう。
この国の人たちと話すと「ヒロシマ」の事も知っているし、アメリカについてどう思うか聞かれたりもした。
シリア人がイスラエルのことを憎んでいるように、日本人がアメリカをどう思うか興味があるのだろう。
戦争について深く考えない若い日本人(俺だけ?)とはぜんぜん違う感覚をもっているのだと思います。

「日本は平和ボケしている」の本当の意味を思い知りました。

帰りのセルビスの車窓から砂漠でテント生活をしている人々を見ながらそんな事を考えたりしました。

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ダマスカスに戻り、食事の前にとファラーフェルのコロッケ単品と安いピザを買って宿で食べました。

食事は今日はライブがあるレストランで食べました。

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微妙なライブ演奏
ちょっとぼったくられた気がしたけど、まあいいか[E:sweat02]

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