夜のエルサレム旧市街城壁
今日はアンマンを離れ、国境を越え、イスラエルの首都、エルサレムへ移動しました。
国境で厳格な審査を受けるため、イスラエルへの道は厳しいと聞いています。
その為、国境を通る人が少ない時間に通過する為、朝早くに宿を出発しました。
同じ宿にエルサレム行きが三人いた為、国境までは楽なタクシーを利用。(一台20JD)
今回越える国境はキングフセイン橋という国境です。
橋のたもとに到着すると、ヨルダンの出国審査があります。ここでタクシーとお別れし、出国審査場へ。
X腺検査をして建物に入り、係官にパスポートを提出。出国スタンプを別紙に押してもらい完了。
このときパスポートは回収。
30分ほど国境越えのシャトルバスを待ち、バスに乗り込みます。バスに乗り込むとパスポートは返却され、代金(2.75+荷物代1.05)を払います。
バスはまもなく発車。キングフセイン橋は徒歩では越えられないので、バスに乗って緩衝地帯を越えます。
距離はそれほどでもないのでスグにイスラエル側に到着。一番に並び、チェックの為荷物を預けます。
X腺検査を受けた後、建物内に入ります。
係官に指示された奥になぜか「V.I.P」と書かれた二番のカウンターに並び、入国審査を受けます。入国審査は他の今までの国と同じようなものですが、一人10分くらいしっかりと行われていました。カウンターの数は多いのでそれほど混雑する感じは無かったです。
ココでは審査は完了せず、待機ゾーンで待つように指示されます。待っている時にA4のイミグレーションカード的なものを書かされました。
待機場で待っている時にこっそり[E:camera]。
いったい何が行われているのでしょう。
2時間位待ったでしょうか、自分のみ奥の部屋に連れて行かれ、追加で色々質問を受けました。とは行ってもコレまでの旅行暦とかホテルとかの話でした。
そこから戻ってくると一緒に来た二人はそこには居なく、どうやら審査を通過したようでした。
僕は更に1時間後、パスポートコントロールのカウンターから呼ばれ、めでたく審査完了[E:sign03]
また、このとき入国スタンプを別紙に押してくれました。
別紙はスグに回収。ビザ(?)の紙のみ残り、そのままめでたく入国完了!
シリア・レバノン等の入国履歴があると長引く(6時間以上の場合も!)と聞いていましたが3時間なら良い方かも知れません[E:catface]
ちなみに、なぜ別紙に押してもらうかと言うと、イスラエルに入国履歴があるとシリアやレバノン等、イスラエルと敵対する多くの国家への入国が出来なくなるからです。
僕の場合は、たぶん押されても問題ないと思いますが、この先どこに行きたくなるか分からなくなるのでこの処置を受けておきました。
一緒に来た二人はさすがに待っていなかったので、建物を出ると、スグに乗り合いタクシーのおじさんから声がかかりました。あと一人で発車だそうです。
荷物量コミで40シュケル。大体聞いていた通りでスグに乗り込みました。
タクシーはウエストバンクと呼ばれるパレスチナ自治区を通ってエルサレムを目指します。ごつごつした岩ばかりの砂漠の道を進み、40分くらいかな。首都エルサレムに到着。終点(?)のダマスカス門前に降ろしてもらいました。
暑い。中東に入ってから一番暑い。
暑いのと今日は入国だけで疲れたので、ホテル探しは簡潔に済ませました。予定していた山の上の「イブラヒム」は止めて、ダマスカス門近くのバックパッカーに有名な「Parm Hostel」にしました。
このホテル、ドミの部屋が超狭く、昼でも寝てる人がいるのでイマイチです。
ただ、共同スペースやトイレはキレイでお茶も飲み放題、Wi-Fiも使えます。
共同スペースはモクモクで非喫煙者にはちょっと辛いですが・・そこをガマンすればいい設備です。
共同スペースには先に行った2人も無事到着していて、しばらく休憩。
エルサレム観光の前に今日の目標は「ATM」探しです。相変わらずシティバンクのカードは使えないATMが多いです。
結局宿の近くの両替商にある手数料が高い小さななATMで下ろす事ができました。
ダマスカス以来の久しぶりの暖かいシャワーを浴び、久々にゆっくりインターネット。
でもこの宿も混んでいる時間は暖かいシャワーは期待できないようです。