やわらかくバランスの良い山岳景観と、たくさんの湖が目を楽しませてくれる。
クエンカからバスで30分くらい、カハス国立公園に着いた。ここは雪をまとった白い山があるわけではないが、森林限界を超えた山々の間に多くのの湖が点在し、とても綺麗な風景を作り出している。トレッキングが出来る範囲は北の一部だけだ。何本かの日帰りコースや、テントを利用して2～3日ぐらいのコースが組めそうだ。今回は日帰りコースを一つ選んで歩いてきた。
管理事務所で地図がもらえる。今回はルート３を選択。
管理事務所脇にあるトレアドラ湖。この周りをぐるっと一周するお手軽コースもある。
次から次へと湖が眼に飛び込んでくる。
今は冬だが高山植物も豊富かも
湖畔で休憩。
最初曇りだったが、昼からは晴れてきた。
標高は最初に少し登ってから、だらだらと下る比較的楽なコースだった。
のんびり歩いて休憩込みで6時間くらいのコース。もちろんもっと短いコースも、一日では歩けないコースもある。
丁度日本のアルプスやニュージーランドの山の風景に似ている。標高はずっと高いが、その代わり赤道が近い事で風景を似させているのだろう。
あまり人気が無いのか知られていないのか、途中他のトレッカーには全く逢わず、遠くに他のルートを歩く人たちを2組見かけた程度だ。その分静かで良かった。
気持ちの良いトレッキングが出来て、是非オススメしたい場所である。
——————–情報コーナー——————————-
カハス国立公園 日帰りは無料。キャンプは日数により数ドル
Naranjal 行のバスで途中下車 1.5ドル
又は グアヤキル行きのバスで途中下車 2.0ドル前後
※キャンプ道具のレンタル屋がクエンカにあるかは不明。
※1ドル＝約80円 （エクアドルは米ドルが標準通貨）
—————————————————————