イピアレスの教会は見る者を魅了するユニークな教会だ。
意外にも長居してしまったエクアドルをついに脱出。最後の狂犬病接種もオタバロで済ませた。90日間の滞在期限まで残り五日間だった。
オタバロからイバラに向かいバスを乗り換えて国境の町トゥルカンに到着、キトから一緒に来た友人3人がいたので、国境までタクシーで移動し、無事入出国をすませた。
国境は定番の橋を渡るタイプ。山間部の国境だが両側のイミグレーションの建物はまあまあ立派だ。
そこからコレクティーボでイピアレスへ向かう。バスターミナルへ向かう予定だったが、その途中で市街地に寄ったので、僕は先を急ぐ友人たちと別れ、地元の人たちと共にそこで降りた。
イピアレスの町は何も無いと思っていたが、意外と大きな町に感じた。雰囲気は少々雑多だが見慣れた感じだ。今のところビビっているので町の写真は一つも取っていないが今更物珍しいものはない。
一番の見所は郊外の教会だ。サントゥアリオ・デ・ラス・ラハス(ラハスの教会?)と呼ばれるその教会はイピアレスの郊外にある。深い渓谷の中ほどに架かる橋の上に、いや、橋と一体として建てられた珍しい教会である。谷の底に降りたり、はたまた対岸に登ってみたり、しばらくその珍しい光景を観察した。
曲がりくねった渓谷の谷を降りて行くと突然現れる教会。
その入り口に向かうように対岸から橋がかけられている。
中は綺麗にまとめられた普通の教会だが、祭壇の奥がおもしろい。
祭壇の奥の壁は岩がむき出しである。教会自体も渓谷の壁から生えているようなデザインである。
対岸に渡って下に下りて見上げたり逆に登って教会を眺めることが出来る。人気があまり無くてウロツクのが若干怖かったが。。
次は久々にアンデスを降り、東のモコアというジャングルの町へ向かう。
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オタバロからイピアレスへ
バス:オタバロ→イバラ 0.45ドル 20~30min
イバラ→トゥルカン 2.5ドル 2h
タクシー:トゥルカン→国境 タクシー $3ドル(4人) 10min
コレクティーボ:国境→イピアレス 1500ペソ 15min
サンツアリオ・デ・ロス・ロハス(教会)へ:
コレクティーボ(市内及びバスターミナルから) 2000ペソ 15分
イピアレスの宿:Hotel Belmonte 個室14,000ペソ
共同トイレ、電気式ホットシャワー、室内TV、Wi-fi無
※1ドル=約80円 (エクアドルは米ドルが標準通貨)
※100ペソ=約4.5円(コロンビア)
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