2日間（走行日数2日） 走行距離 187.52km(累計3,752km)
トルファンからさらに西進し、アジア最大らしい風力発電地帯を抜けると、Ｙ字路に出る。そこが天山北路と天山南路の分かれ道だ。
トルファンで泊まった白駝青年旅舎。ドミ40元
町を出ると景色はすぐに砂漠へと姿を変える。しばらく進むとたくさんの風車が見えてくる。大規模な風力発電所だ。これまでなんども大規模な風力発電所を見てきたが、これが最も規模が大きいらしい。
昨日ここを通ったイギリス人サイクリストは風がやばいのでバスを使った方が良いと連絡をくれた。風力発電機の数を見てぞっとしたが、とりこし苦労。むしろ優しい追い風で快適に進めた。ただ、風向きが変わらないうちにと急ぎ足で抜けた。
道は分かれる。右がウルムチ、そしてカザフスタンに抜けるいわゆる旧「天山北路」、左はカシュガル、そしてパミール高原へと続く「天山南路」。今回は砂漠飽きたのと、キルギスタン首都、ビシュケクへのの最短ルートであることから、天山北路を選択した。
天山山脈の隙間をぬってそれを超える。標高差は思ったよりも少ない。景色に変化があって楽しい。が暑い。
何度も休憩。
峠を越えると草原が広がり、右に大きな雪山が見えてきた。ボグタ峰(5445m)だろうか。
草原に惹かれて雪山を望むダーバンの町をかすってみた。食事をすると最初は戸惑っていた子供たちの歓迎を受ける。
しばらく町で休憩した後、町の外でキャンプをしてから、翌日ウルムチに向かう。
ダーバンからウルムチは結構つまらない。国道があるのでそちらを通った方が面白かったかもしれない。
塩湖が見える。
雪山の麓を走っているのに暑い。山が高すぎてまったく別世界なんだろう。
またも大きな風力発電地帯。先のものより古い機材だ。
はげラクダ地帯
ウルムチの市街地に近づく。蘭州以来の大都市だ。
ウルムチ到着。先に出たイギリス人ジョーと中国人リンのいる麦田ホステルに向かう。
ウルムチではカザフスタンビザ申請で一週間は滞在するだろう。