パイネ山群を遠くから。パイネ国立公園に向かう道にて。
エル・カラファテからバスで6時間、チリへの国境を越えたら程なく プエルト・ナタレスに到着。この町 エル・カラファテより規模は小さいが、同じようにアウトドアショップが多くメインストリートに並んでいる。プエルト(港)とながあるだけあって海がある町だ。パイネトレッキングの拠点になっていて登山装備に身を包んだ旅行者がちらほらと歩いている。
着いた日は一ホステルに泊り、テント、寝袋、マットをレンタルしてバスの手配も済ませ、食料を買い込み次の日にパイネへ向けて出発。
当初”W”コースと呼ばれるまんまWの字形のコースを少し省略した3泊4日の日程で歩く予定だったが、途中で気分が変わってパイネで最も有名な”トレス・デ・パイネ”を見に行くという1泊2泊のトレッキングとなった。
たった40リットルのバックパックに3泊分の荷物を積んで(取り付けて?)出発。
国立公園入り口に程近いLagna Amarga?から。トレス・デ・パイネはこの時点でもう迫力がある。
すれ違うトレッカーたち。この後、展望台を目指すートは谷に入り、高度を徐々に上げていく。中間地点には山小屋もあった。そして展望台に近い森の中にあるキャンプ場に寝床を構え、最後はガレ場を一気に上り詰める。
そしてその先がこのラス・トレス展望地だ。池とその背後にそびえるトレス・デ・パイネの三本の塔が圧倒的だ。
ラス・トレス展望地から池に近づいてみた。3000m級の 3本の岩山がそびえる大迫力の光景だ。
午後は逆光で明るくないのが残念だ。
この初日は好天に恵まれたが2日目の朝起きてみるとしとしと雨が降っていた。信じられない変わりようだ。ラス・トレス展望地からの朝焼けが見れないのが残念だった。
天気は山を降りる毎に回復していったが、山々が再びはっきりと姿を見せることはなかった。
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バス:エル・カラファテ→プエルト・ナタレス 100アルゼンチンペソ
果物・野菜などは入国時に没収されると聞いていたが問題なし。
宿: Hospedaje Maria Jose 5000チリペソ 4人シェア一人当たり。
ほとんどの宿にバス手配、トレッキング中の荷物預かり有り。
食料:中心部に大型スーパー有り。
国立公園行きバス:往復10000チリペソ
(帰りはオープン。園内3箇所ある乗降場所はその場で選択可)
国立公園入場料:
管理事務所→登山口:2500チリペソ
※1アルゼンチンペソ=20円
※100チリペソ=16円
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