4日間(走行日数4日) 走行距離 418.33km(累計3,051kmくらい)
敦煌で3泊した後、再びサイクリングを開始する。別にのんびりするほど時間があったわけではないが、これ以上休むと漕ぐのが嫌になりそうだ。
ここからしばらくは退屈な景色が続く。砂漠だ。
敦煌で例のイギリス人と中国人の二人と合流。初日にいきなりおいて行かれるが次の日にまた合流。
シュールな砂漠でのキャンプ
国道312に戻るはずの柳園という小さな町からは高速道路、G30に潜入(自転車は禁止)。
国道312は高速道路の開通後に廃止されているようなので仕方ないだろう。写真のような一応国道と一体化されているような標識をみかける。
走るにはかなり快適な高速道路。
高速のシステムは日本とほぼ同じ。一度入ってしまうとパーキングエリアやサービスエリアでしか休憩もできないし、物価も高いのが難点だ。
まあ、休憩に関してはどうせ町も100㎞単位でしか存在しない砂漠地帯なので、国道があっても同じだろう。
星星峡を超えるとウィグル自治区に突入。
どんどん標高を下げる。中国で最も暑く、火州と呼ばれたトルファン盆地に下りてゆくのだ。
下り始めてしばらくは山があって眺めがよい。
そしてすぐにつまらなくなる。
暑くて休み休み進む。というか日中は休憩。夜走ろうかという案もでた。
パーキングエリアで新たな中国人サイクリストに出会う。この後ウルムチまで割と一緒になる。この日は彼の計らいでこのレストランの軒下で寝た。
ハミに到着。ウィグル語であろう、アラビア文字をよく目にする。
ウィグルに入ると既に高速入口の料金所すらなかった。代わりに高速道路上に定期的にゲートがあるのだけれど。
町にいる人は漢族が多いのだろうか、あまりウィグルに来たという実感はない。
ハミといえばハミメロン。シーズンには一か月早かったみたいだ。トゥルファンかどっかから持ってきたメロンが売っている。スイカも多い。
雲南から来たハン君は学校が始まるみたいで中途半端ながらここで旅を終え列車で家に向かう。沢山のヘルプをありがとう。