さぁ。片付けて出発しようか。。さわやかな一日の始まり。
テッサロニからパトラこの区間は本当に恵まれていた。
ラミアの町で買い物を済ませて進む。しばらく高速と平行してから山岳地帯へ。
ラミアの町へ続く高速道路。
みるみる高度を上げていく。
峠を越えると一面の山。このあたりは国立公園になっている。
山に囲まれた盆地にあるちいさな町、アンフィッサのそばでキャンプを張る。
山の中にいいところはいっぱいあったのに、ろくでもないところになってしまった。
2日目
の朝
最初から結構急登。アンフィッサの町を下に見ながら。
教会がイタリアっぽくなってきた?
そんなに楽でもなかったが、標高があがるにつれ代わっていく景色が気持ちいい。
この辺でキャンプしたかった。今回はタイミング悪い。
レトロなキャンピングカーで旅をするメキシコ人夫婦が止まって声をかけてくれた。
一面のオリーブ園を見渡す絶壁にたつ村(写真は分かりにくい)こんなところに村を作ろうと思った人がすごい。
夏は多少にぎわいそうなビーチリゾート、イテア。山岳地帯を抜け、湾へ出た。
小さなボトルに入って売っているギリシャのお酒「ウゾー」はトルコの「ラキ」と同じだと思う。水を混ぜると白くなるところも一緒。くせのある味はクセにはならず、好みではない。
人目につかず、木々もいい感じで湾が見える連泊したくなる場所。
3日目も好天が続く
対岸にイテアの町と山の中腹に見えるデルポイ
春が近いことを感じさせる風景
亀仙人の島
海に近づくと水はとても綺麗だった。
Galaxidi という小さな観光化された町。とても素敵な雰囲気だった。
いつかしっぽりと訪れてみたい。
海岸線は山がちなので入り組んでいて、アップダウンが多い。それでも真っ青な海を見ながらのサイクリングは気持ちよい。対岸はペロポネソス半島だ。
町外れの海岸にある運動公園の駐車場にキャンプを張った。
朝焼けがにじんでとても綺麗。でもそろそろ天気が悪くなってくるかなぁと感じる。
古い港と山に城砦を持つ町、Nafpaktos。ここもちょっとした観光地になっていそうだった。昼食をとって先へ進む。
大きな橋が見えてきた。
ペロポネソス半島と本土を結ぶ、リオン・アンティリオン橋。いかにも自動車専用だったけれど、自転車も通らせてくれた。料金所で聞いたら、歩道は階段があるから走っちゃだめって教えてくれた。
半島側に渡って橋を眺めるカフェで一服。パトラの宿を調べる。
パトラの町でドイツから着た三人組に会う。イタリアから船で渡ってきたばかり。
なんとリアカーに犬をつれているという仕様。
Wifi、トイレシャワー、エアコン
船まで一日空いたので、町を散策する。
町を見下ろす丘の上へ。ぺトラ要塞を見にやってきたのだが、営業日が少ないギリシャ。やってなかった。
トルコ風モスク風教会。
町一番の大きな教会
中の巨大な木製シャンデリアがなかなかインパクトあり。
そしてフェリーへ向かう。待合室でほかのサイクリストを発見、コワモテの女の子だったが、すぐに仲良くなれた。エマという名のフランス人でヨーロッパを周遊中だった。
車と同じように船倉に積み、あとは到着までのんびり過ごす。
特に部屋を取っていないので、バーラウンジでぐたぐた過ごす。お酒が異常に高いけど、エマがそれでも飲みたがるので付き合うハメに。でも一人だったらヒマだったのでよかった。他の客はトラックドライバーがほとんどだった。
夜には映画館みたいなところで横になって寝た。
翌朝イタリアの南端、ブリンディシの港に近づくと、壊れたフェリーが見える。最近事故したフェリーらしい。