サルタの町を闊歩する人々。
メンドーサからバスでひたすら北上。イチイチ移動距離が多くて疲れる。バス車内はこれまでと打って変わって色の黒い人が目立つ。そのほとんどの客はサルタ
以北に向かうバスに乗り換えていった。ボリビアにも近いこのあたりはボリビアにも近く、先住民族インディヘナの人たちを多く目にする。
サルタの町は思ったより大きく、シエスタ(昼休憩)が終わる夕暮れになると沢山の人が歩いている。町や広場ではフォルクローレの演奏が聞こえたり、舞踏
会?が開かれていたり、そういうのも盛んなようだ。標高は1000mを越えているが、普通に昼は暑く夜は涼しくなる。着いてみると郊外に意外と観光名所が
多く、どこに行くかを悩んでしまった。
サルタの美しい教会群も見ものだ。
もともとこのあたりはウマワカ渓谷が有名で、それを見に来たので、僕が選んだのがそのウマワカ渓谷とカファジャテというこれも谷である。レンタカーなどで見に行くこともできるが、効率よく安全に現地ツアーを利用していくことにした。ツアー会社は充実しており、英語ガイドもちゃんといる。価格もアルゼンチンにしては比較的安い。
一日目はカファジャテに向かうツアーだ。
渓谷というほど細くは無いがカラフルかつユニークな形状をした台地が続く。
大地の裂け目をあるいたりする。グネグネ曲がった岩が印象的だ。
カジャファテの町ではワイナリーを訪れた。このあたりもワインの産地だって。
カファジャテは静かな高原の町という雰囲気だった。
レストランでの食事のメイン。羊のなんか。高いけれどまあまあおいしかった。
枯れたサボテンがちらほらと。この乾燥したものは建物の屋根など建材として使われるようだ。
カラフルな景色と奇岩の連続で飽きない一日だった。
次の日はウマワカ渓谷へ。
フフイの行政庁舎。中を訪れることもできる。
フフイの町はサルタより少し北にある。小さな都市だ。ツアーを利用しない場合はここを拠点にするのもアリだ。
カラフルな丘が見えてくるとプルママルカの村に到着。
織物をメインのお土産として売っている。今日訪れる村々はインディヘナ(先住民)が暮らしている。
サボテンで作ったベンチ。教会の屋根などにもサボテンが使われている。
日干しレンガというか泥や草で作った家々が並ぶ。シンプルな家と背景のカラフルな山々のコントラストが面白い。
赤道と南極の中間のラインの碑
ウマワカの町に付くと食事。レストランで演奏を聞く。
メニューは昨日と同じく高い割りにあまりおいしいものではなかった。
先住民の独立を表すウマワカの独立記念碑
標高3000m近いウマワカの町。とはいっても日中、日差しは強く涼しくは感じられなかった。
インディヘナのカラフルな織物が沢山売られている。
広場に面する町役場の建物は独特の可愛い建物だ。
ティルカラノプカラ遺跡。インカ時代の倉庫や家々。
遺跡のある丘からの眺めは良い。ギザギザした山々。
カラフルな山々があちらこちらに現れる。
カファジャテとウマワカ。どちらのツアーでも思ったことだが、町訪問や歩くのが必要なところは当然止まるが、絵葉書にあるような景色の美しい場所やユニークな岩などであまり停車してくれなかった。人数が集まればレンタカーで行ったほうが良いかもしれない。でもスケジュールがタイトなのも事実で、ガイドさんも親切で総合的には楽しいツアーだった。
——————–情報コーナー——————————-
バス:メンドーサ→サルタ Andesmar 480アルゼンチンペソ
※おそらく最大手。もっと北へ行く人で混んでた。2食メシ付き。
宿: Ferienhouse hoste ドミ 35アルゼンチンペソ
※アルゼンチン再安なのに普通にきれい。遅いWifi。朝食。
セントロなので夜更かし組がいて寝ずらいかも。
カファジャテとウマワカ峡谷ツアー:2日間 300アルゼンチンペソ+昼食55ペソ/回
※夜はサルタに戻ってきます。
※昼食は拒否可
※1アルゼンチンペソ=約20円
—————————————————————