ワンチャコ海岸の観光桟橋にかかる夕日。曇りがちでも夕方には晴れる不思議な天気。
ワラスから7時間。時間のわりになぜか夜行しかないこの区間。未だ暗い早朝にトゥルヒーヨについた。バスターミナルで朝を待ち、町に繰り出す。
とりあえずの目的地はトゥルヒーヨではなくワンチャコ海岸。サーファー用にお得なホテルがひしめいていると言う情報があったからだ。
トゥルヒーヨのプラサ。
トゥルヒーヨのセントロは最近作ったかのように洗練されている。
インフォメーションで一通り情報を仕入れてからワンチャコへ。ミクロバスを捕まえて約20分。
天気は曇り。リマと同じような天気だと思ったが。午後か夕方には晴れてくる。毎日そんな天気だった。サーファーはまばらで宿はどこも閑散としている。それでも夕方には夕日を見にたくさん観光客(ほとんどペルー人)がやってくる。
サーファーにも有名らしい。この冬の時期は閑散としているがそれでも少しはいる。
漁村でもあり伝統的なトトラ?で作った小船で漁にでる漁師がいる。
村では網や船を直す光景が見れたりする。
このあたりの観光のメインは2つの遺跡だ。たくさんの遺跡がまわりにあるが、特に有名なチャンチャン遺跡と月のワカに行ってきた。
チャンチャン遺跡
他のどこにもないやさしいデザインのユニークな遺跡だ。ワンチャコに行く途中でバスを下車。15分砂漠を歩くと見えてくる。
大きな土壁に囲まれた遺跡。
内部は広い。こんなものがこのあたりにたくさんあるという。見学できるのはこれ一つのみ。
かわいい魚のマークが順路をしめす。
ゆるキャラが門番。ふざけているのかと思ったが、
実際も結構ゆるい像が立っていたようである。(博物館にて)
鳥やら
魚のレリーフ。どうやって発掘したかは分からないがいやにハッキリしすぎで、発掘する人が作ったのではないかと疑わしくなる。
この丸っこい格子状があちこちにデザインされている。
インカっぽいのからデジタルっぽいの、中国っぽいのなどレリーフのデザインも豊富だ。
一番奥はお墓。これで終了。
見ていたときはあまり面白くなかったけれど写真でみるとこんなユニークな遺跡はない。
日を改めて月のワカ。
教えてもらったバス乗り場の道が工事中で、行きのバスがなかなか見つからず、行くのに時間がかかった。ペルーではバスやコレクティーボにあまり表示がなく、一体地元の人は何を基準に止めているのだろう。いちいち聞かないとわからない。
太陽のワカの前でコレクティーボから降ろされる。
太陽のワカは月のワカと少し距離を置いて並んで建っている。
月のワカは白い山(セロ・ブランコ)の麓に建っている。
月のワカはガイド制で無料ガイドがつく。僕は英語ガイドとマンツーマンでラッキーだった。
月のワカから見た太陽のワカ(中央)。間には都市があったそうだ。
月のワカ内部はビックリするぐらい綺麗にレリーフやそれについた色が残されている。
この守護神はいたるところ壁に見られる。すこしずつ表情が違うのも面白い。
情報伝達に使われていた石。絵文字が彫ってある。
正面側も外側なのにかなり色が残っている。圧巻である。
段々ピラミッド型の外観にびっしりレリーフが。
これも外観の一部、何に使われていたかは分からないが、小さなステージの背景のレリーフがすごく細かい。
月のワカはかなり発掘が進んでおり、また多くが埋まっていたで、壁画や彫刻がビックリするほど残されていた。色付の遺跡は珍しいので、感嘆を受けた。かなり印象に残る遺跡になりそうだ。
トゥルヒーヨ近郊には大きなショッピングモールがある。久々に南米らしからぬ場所で過ごした。
ワンチャコの丘の上にある教会。
教会からはワンチャコの町が見下ろせる。
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ワラス→トゥルヒーヨ セミカマ 14(カトルセ)社 40ソル 7h 食無
トゥルヒーヨ→ワンチャコ バス 1.5ソル
宿:Los Ficus トイレシャワー共同 15ソル
※Wifi有、シャワーぬるいか冷たい、部屋は綺麗
Huanchaco hostal トイレシャワー共同 15ソル
※Wifi有、シャワー激熱、部屋は綺麗
上記二宿ともワンチャコの宿。宿は全体的に安い。しかし、10で個室トイレ付などネットで書かれている程ではなかった。2人ならそれは可能だが、一人では上記が限界かも。
チャンチャン遺跡 入場料5ソル(学割半額後)
ワンチャコに行くバスを途中下車 ワンチャコ、トゥルヒーヨから共 1.5ソル
月のワカ 入場料 5ソル 博物館2ソル(どちらも学割で半額後)
遺跡までのミクロ 1ソル(分岐で下ろされ徒歩15分)又は 1.4ソル(遺跡まで行くやつ)
※1ソル=約30円
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