フライトで見る地上絵と沢山の線は一見の価値ありだ。
クスコからグネグネ道を13時間。途中未舗装路もある悪路だ。夕方にクスコを出発したバスは朝には荒涼とした大地を走っていた。ナスカの大平原だ。
ここでの目的はもちろんナスカの地上絵を見ること。展望台からも見ることができるが、大した展望台はなく、ほとんど見えないそうだ。で、どうしてもフライトで行く事になる。よりによってヨーロッパのバカンスシーズン。それにあわせてフライト料金は特に高額に設定されていた。しかし、ここまで来て乗らないわけにも行かない。そしてどうせなら良く見えるらしい小型機で地上絵をみたい。予想外の出費だが仕方ない。
ナスカのアルマス広場。
バス停やベンチも地上絵をモチーフにしている。
ナスカ郊外。こんな何もない大地のどこに絵があると想像できようか。
ハイシーズンという割には別に空港は混んではいない。
なんかこの時期は午前中はいつも曇りらしい。のでフライトは午後から。
これが今回のセスナ機。6人乗りだが今回5人だったので、一人の僕は両窓を占有することが出来た。
離陸! 小さい飛行機なので大きく揺れて気持ち悪。
飛行機はすぐに平原に到達。たくさんのナスカの線が見られる。
鯨
山の斜面に描かれた宇宙飛行士
これが有名なハチドリ。これが一番はっきりと見える。
コンドル
道路と観測塔(現在の展望台)と手前に手、木の絵
荒涼とした中に肥沃な土地も少しはあるようだ。
最後に恐竜?
以上比較的見やすかったもののみ乗せてみました。
最後にナスカの町を見ながら着陸
飛行機は一つ一つの絵に対して右へ左へと大きく機体を傾けながらしっかりと地上絵を見せてくれた。あまり良く見えないとの噂とは裏腹にしっかりとほとんどの地上絵を確認することが出来てよかった。ただ、酔い止めを飲んでも気持ち悪くあまり感傷に浸る余裕はなかった。
スケール感がつかめず絵の大きさが良く分からなかった。ただ、35(鯨)~130m(コンドル)と運動場にもかけるくらいの大きさらしく、事前のイメージほど巨大ではない。
町で見つけたラーメンみたいな料理おいしかった。ボリュームも満点。これに限ってはパクチーいらない。なくてもおいしい。(5ソル)
——————–情報コーナー——————————-
クスコ→ナスカ セミカマ 110ソル 13時間 夕食付
※クスコ→リマのチケットを買わされる為割高
宿 Hotel Mirador 個室15ソル
部屋は窓無し。共同トイレ、ホットシャワー(集中タンク式)、Wifi
ナスカの地上絵フライト
ハイシーズン(6~8月)料金 US$120 小型機(約40分) 送迎込
※大型機は送迎込 US$90程度~あり。
※+25ソル(空港税)が必要
※1ソル=約30円
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