あいかわらずネオン鮮やかなバンコクのカオサン通り。
旅に疲れているのかあまりこの雰囲気に溶け込めなかった。
スコータイからバンコクに。久々のバンコクは3ヶ月ぶり。
まさかこんなにのんびりと周るとは思いもよらなかった。しかし、東南アジア一周の旅は終わった。とはいっても特に達成感はなく、それを誰かと祝いあうことも無かった。
今後の旅の方針を決めかねてはいたが、次はなんとか決まったいた。ミャンマーだ。ここまで幾人かの旅人に情報を聞き、見所は少ないが、まだツーリストのあまり入っていない今行くべきだと判断した。
バンコクに戻ってからはすぐに準備に取り掛かった。するべき事は大きく3つ。
・ミャンマービザの取得
・航空券の手配
・荷物の整理
ビザの取得はいつもながらなんだか苦手だ。たくさん持ってきた顔写真も底が尽きたので、写真を撮って大使館に行った。
旅行者は少ないだろう国だから申請する人も少ないだろうと踏んでいたが、それは甘かった。理由は不明だが、旅行者意外でもビザが必要な人はいくらでもいるものだ。確かに外国人は少ないように思えたのだが。
とはいっても何時間も待たされることなく申請は完了。取得は2日後の夕方から。取得もサインしてもらうだけで難なく完了。トラブルも無く比較的楽だったように思う。
情報までに必要だったものは
・パスポート
・パスポートのコピー
・証明写真2枚
・850バーツ(エクスプレスもありました。当日取得で1300Bぐらい)
航空券は価格重視でバックパッカー御用達の「AirAsia」荷物代と空港税込みで往復4000Bぐらいだった。(約12,000円)
期間によって価格が左右されることはないが、滞在は3週間と決めた。現地でネット事情が悪いことを考慮しての事前往復予約だ。
本当はそのあとバングラに抜けることも考えたが、ミャンマーとの陸路国境は事実上閉鎖状態でありあきらめざるを得なかった。
出国は14日。少々期間に余裕をみすぎて暇をもてあましている。持っていた本はすべて読みきって写真のバックアップ、ギフトや東南ア一周で溜まったパンフレットなどの不用品を自宅に送付した。おかげで荷物はずいぶん軽くなった。飛行機の預け荷物は~15Kgの安いほうにしておけばよかったと思った。(AirAsiaは預け荷物の重さによって価格が変わります)
今日ニュースを見て愕然とした。東北での地震。まだ情報がまとまっていなくて、被害の全体像がつかみづらいが、とんでもないことになっているのが分かった。
僕にもタイ人から過去の日本人顧客についての安否を心配する話あった。幸い、被災地の人の住所を見ることは無かったので残念な回答をすることも無かった。
そして国連を始め世界各国からの支援の申し入れがあることにある意味感動を覚えた。
タクシン派が大規模デモを始めて引きこもる羽目になったここバンコクも問題だが。
カオサン近くの民主記念塔のまわりはデモ参加者でお祭り騒ぎ。市内中心に行く多くのバスはどうなったのだろう。武装警察はただいるだけ。幸い今晩中には終わるという。