カジュラーホのエロ寺院群 (03/21 Sun)

今日はカジュラーホの見物です。
この町は昔に寺院都市として建設されたようで、ヒンズー教をはじめとする沢山の寺院がある。
メインは村の人がウエスタンと呼ぶ、町の西側の寺院群。
朝の涼しいうちを狙って見に行った。でも初っ端から結構暑かった。

世界遺産ともなっているこの地域は、やはりインド世界遺産共通のチケットで250Rs
チケットの券面が全く同じなのであまり記念にならない。

チケットを買うときお釣りが無いので後で渡すといわれた。なんでお釣り無いんだよ。
ちゃんと帰りにもらえたから良しとする。

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ラクシュマナ寺院

きれいに整備された芝生の広い庭の中にいくつかの大きなヒンズー寺院がある。
とりあえず一番奥の「カンダーリヤ・マハフェーヴァ」寺院に行った。
シヴァ紳を祀るこの寺院はカジュラーホで一番大きいそうだが、他のも同じくらいに見える。

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寺院の壁一面に見事な彫刻がびっしりある。
ココの寺院群はミトゥナと言う男女咬合像で有名だ。
神との同一化を表現しているとか何とかで、
いたるところにセックスをしている男女の像がある。

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ヒンズー教は分からないけれど、宗教としてコレでいいのだろうかと言うくらい大胆なものだ。

 

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前室と御本尊がある内部構造は良くあるヒンズー寺院と同じだ。
中にも沢山の像が彫ってある。

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天井の装飾も見事

他にも大きい寺院が4つあるがどれも同じような感じだ。ミトゥナ像に関しては最初の「カンダーリヤ・マハフェーヴァ」と「ヴィシュヴァナータ寺院」がメインのようだ。
どれも彫刻がすばらしい。寺院と言うよりなにかのアートのようだ。

 

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ギシュヴァナータ寺院の彫刻

小さな寺院にはシヴァ紳に仕える牛の像があったりした。

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ナンディ堂

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イノシシを祀る小さなヴァラーハ寺院

西群の横にあるマタンゲーシュワラ寺院も見てきた。コレは唯一いまだに使われている寺院だ。
シヴァ神のリンガを祀っているそうだ。

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マタンゲーシュワラ寺院の本尊

西群の見学後、食事を取って一回宿に戻った。
日本食を出すレストランがあったので行ってみた。値段も安い。
親子丼を注文したが味はそこそこだった。コメが長細くなかった。
ココで働いている子供と話しながらゆっくり食事を取った。

宿で昼寝をしていたらもう4時近くになってしまった。
とりあえず東群でも見に行くかと出かけたら自転車屋に捕まった。
今日は遅いから20Rsで今晩まで貸してくれと交渉し、自転車をGet。
あまりブレーキの利かないポンコツだが、暑い中歩くよりはかなり快適だった。
東群にはジャイナ教の寺が幾つか固まっている。
革製品の持込は禁止とあったが、カメラのストラップはばれなかった。
ヒンズーより厳しく、靴下も脱げとあったが、石が暑くてマンガのようになった。
最初にみたシャーンティナータ寺院以外は、ヒンドゥーのと見分けがつかない。

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シャーンティナータ寺院

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アーディナータ寺院

東群にもヒンドゥーの寺院があるが、ばらばら離れている。
作りは西群のそれと同じようなものだが、
広い畑?の中にポツンポツンとあるそれらはキレイだった。

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ジャヴァーリ寺院

観光客も少なく静かだ。ちなみに西群以外は全て無料だ。
途中でアウランガバードのシャクティから電話がかかって来た。いい人だ。家にお邪魔しても良かったかもしれない。

日没まで時間があるので南群も見に行った。
一番遠いチャトゥルプジャ寺院で2Kmぐらいと少し遠いので自転車があってよかった。
田園風景の中にある寺院は異様なようで、どこかマッチしている。変な感じだ。
夕日を背景に見る寺院は美しい。

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夕日に赤く照らされるチャトルプジャ寺院の本尊

自転車のお陰で東軍はおろか南群まで全て見ることが出来た。よく頑張った。
おかげさまで明日やる事が無いではないか。

久しぶりにインターネットで少しブログの更新をした。
電車の予約もした。RACとかいうキャンセル待ち的な状況になってしまったが、ウエイティングリストで無いので大丈夫だとネット屋の親父が教えてくれたがイマイチよく分からない。
とにかく明日発車3時間前に確認きるそうだ。オヤジが確認してくれると言ってくれたがどうせ暇なので明日もネットしに来るだろう。

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