ジャングルの国境を越え、メキシコ・パレンケへ(2013/09/06)

グアテマラのフローレスからメキシコのパレンケへ。
ケツァールも余った事だし、この区間はめんどくさそうなのでシャトルを利用することにした。前日に申し込んでおいたシャトルは早朝5時にフローレスの宿に迎えに来た。

これがとんでもない食わせ物で、迎えに来たバンは、サン・ベニートのバスターミナルまで行き、どう見てもローカルバスを指差し、

「あれに乗ってね」 と言って去ってしまった。

同乗していたほかの客(イギリス人一名)は何も言わずにローカルバスに乗る。
彼はスペイン語はまったく解さない。僕のほうがマシだったのでこの先少しは彼の役に立てた。
「分かってるの?これどう見てもシャトルじゃないよ?」「はは。そうだね。」

空いた口がふさがらない。
客が少ないからナメられたのだろうか。

どうやらこのバスの料金はさっきのシャトルの運転手が払ってくれたようだが、
領収書もシャトルに乗ったときに回収されちゃったのでもう文句のつけようもない。
ティカルに続き長い一日が予感された。

と言うわけで僕たちは高い金を払って地元の人たちと共にメキシコ国境へ向かう。
グアテマラ人だけじゃなく、ホンジュラスとかからメキシコを目指して行く人ばかりのようだ。こんな怪しい国境だけに、皆合法なのかは疑問だが。

バスはボロいと言うだけで意外と便利。先ずはイミグレーションのある。おそらく名前はBethelという村で一旦停止し、全員が出国手続きを終えるのを待ってくれていた。僕ら二人以外はパスポートは持たず、IDカードみたいなので国境を越えられるようだ。
予測していた賄賂請求もなく、あまったお金をメキシコのペソに両替する。
 パレンケではもうグアテマラのお金は両替できなかったのでここでして正解。

バスは再び出発し、行き先の ラ・テクニカ に到着。バスはさようなら。

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国境の村。ラ・テクニカに到着したバス。
 ちなみにグアテマラの北部ではチキンバスは走っていない。バンかこれ(マイクロバス)ぐらいである。

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乗ってきたバス会社の時刻表。フローレス行きが一日9本ある。

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国境の川を越える船のチケット売り場。。を横目に船に乗り込んだ、、ら無料だった!?

そこで渡し舟に乗る。なんかよく分からないけれどこの船はお金を払わなかった。ここまでセットだったのか?いや、もはやシャトル会社とまったく関係がないだろう。

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そしてメキシコ側へ。。

船はほぼ対岸に移動するのみ。数分の国境越えの船旅。

メキシコ側の国境の町はコロサル。
船着場からタクシーでイミグレーション、そして町の中心まで移動。根性で歩けない距離ではないが、一人じゃないし、彼はスーツケースだし、タクシーが便利だ。

イミグレでの入国手続きもすんなり済んだ。7日以上滞在するのでツーリストカード代(295ペソ)用の小さな振込用紙をセットされるが、この振込用紙に不備があって後々面倒なことになった。
 ※振込先番号が途中までしか記入されていなかった。これがちゃんと記入されているか確認しよう。(とはいっても分かりにくいです)

コロサルの町の中心からコレクティーボ(乗り合いバン)でパレンケへ。
途中の村でなぜか僕ら2人だけ入村料を請求されるが、僕は頭にきていたので怒鳴って追い返してしまった。
どう見てもオフィシャルではないだろう。でもたいした金額でもなかったと思う。

そして無事にパレンケに到着。少し高めの外国人向けホステルに止まる今日の被害者仲間(一名)と別れ、メキシコ人向けホテルを探しにセントロへ向かった。

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セントロの広場。パレンケの町は特に見所はない。

久々のメキシコはパレンケのような田舎町でも洗練された雰囲気を感じた。

——————–情報コーナー——————————-

記事内容の通りシャトルはお勧めできないので、ローカルルートで紹介する。
ちなみにシャトルに払ったお金は200ケツァール

フローレス → ラ・テクニカ バス 45ケツァール
※イミグレーションがある手前の町(Bethel?)で一旦止まって待っていてくれる。

ラ・テクニカ(グアテマラ) → コロサル(メキシコ)  渡し船(3分)+タクシー2km程度 値段不明
コロサル → パレンケ コレクティーボ 100ペソ

※1ペソ(メキシコ)=約8円
※1ケツァール(グアテマラ)=12円
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