パレスチナ問題って・・・
in パレスチナ自治区 (01/14 Thu)

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パレスチナの国旗

今日はヘブロンとベツレヘムに行ってきました。
この二つはパレスチナ自治区である西岸地区(ウエストバンク)にある都市です。

先ずはホテル前からセルビスを使い、ヘブロンに移動(15シュケル)
ヘブロンは外務省による「渡航の延期をお勧めします。」という強めの危険情報が出されている位の紛争地帯なのですが、宿で聞いた他の旅行者の話だと安全だと言うので行ってみることにしました。
こうゆう情報は現地でしか手に入らないですね[E:scissors]

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イスラエルが作ったと言うパレスチナとの分離壁(写真中央に見える)を見ながら移動。
今日はこの向こう側へ行ってきます。

途中、検問所みたいなのがありましたが、パスポートチェックはなく、ヘブロンに到着。
ココはパレスチナ自治区ではありますが、イスラエル側であるユダヤ人入植者も多く、小競り合いが続いている所です。

調べると現在一部はイスラエル兵が管理しており、また、ユダヤ人によるパレスチナ人への嫌がらせも多い為、TIPHとかいう国連からの派遣監視団も来ているそうです。それも何人か殺されたりしたとか[E:bearing]
なにやらややこしい緊張状態が続いているようですが、とりあえず行って見れば何か分かるかな。と。

町の中心に着いたはいいけどどこへ行くかよく分かっていない。当然ガイド本には載っていない所なのです。
この町について調べた中にあった単語「マクペラの洞窟」とか「イブラヒーミ・モスク」の場所に言ってみようとその辺の人に聞きまくってみました。
とりあえずみんな同じ道を指差すので、ひたすらまっすぐ歩く。

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意外にも活気があるスーク
愛想の良さ(しつこさ)からココの人はアラブ人(パレスチナ人)だと分かります。

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ネットとゴミ。
上を見るとふと気づいた光景。

よく気づいたと言わんばかりに声がかかる。
「アレはユダヤ人がやったんだ」「あいつらはゴミや水を落とす[E:annoy]」
だからネットを張ったのか。ユダヤ人による嫌がらせってこれのことか。

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さらに、スークのわき道は封鎖されている。コレもユダヤ人がやったようだ。
なんかパレスチナ人が可愛そうだ。

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スークを一番奥まで進むと。何故か検問所が。
コレを抜けるとイスラエル管理区域なのだろうか。どっちの軍か分からなかったけど、たぶんイスラエル兵。
地元のアラブ人だと思われる人も割と遠慮しずに通っている。

 

検問所を越えると左手にモスクのような建物が見えました。

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「マクペラの洞窟」と「イブラヒーミ・モスク」は同じ物を指していると思う。前者がユダヤ教。後者がイスラム教。たぶん[E:sweat01]。 それがこの建物だ。
ココはイスラム教とユダヤ教の両方の聖所となっているようだ。
こんなものがあるからよけいケンカになるんじゃないの!?

その入り口にもセキュリティチェックがありました。
今の時間は礼拝中だからダメだそうだ。もしよければユダヤ側にも行って来てと言われ反対側に回り込んでみた。

こちらはユダヤ教徒側の入り口のようだ。一つの建物が二分されているみたい。

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ここもセキュリティーチェック(反対側と同じイスラエルだと思われる軍人による)があり、中に入るとユダヤ教徒がお祈りしてた(当然)。

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壁に向かって祈るのはイスラムと同じだ。

あまり広くないし、居心地の良い空間ではなかったが、ユダヤ教の礼拝堂に入るのは初だったのでしばらく見学。

反対側に戻って今度はイスラム教側。セキュリティチェックの後、礼拝が終わる時間まで少し待たされ、入場。
礼拝堂はユダヤのそれに比べ広い。しかも2部屋あった。

 

奥の礼拝堂では小さな子供や学生の女の子寄って来て囲まれた。俺やたら人気だ[E:wink]

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モスクの中で
イスラム教の女性は写真に写らないというが、小さい子は別のようだ。
それでも学生の女の子とかは写りたがらないようで逃げられた[E:sweat01]。

他の観光客(韓国人)が来てそいつが絡まれた隙に離脱。

元の道を戻り、昼飯を食いつつベツレヘム行きのバスを探しました。
それにしても物価がエルサレムの半額以下! シュワルマが2シュケルで食べれます。

偶然にもベツレヘム行きバスが見つかったので、乗り込みました。(5シュケル)

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ベツレヘムのスーク入り口付近

ベツレヘムはキリストが生まれた街として聖書に良く出てくるそうです。

バスは幹線道路で客を降ろすのでタクシーの運転手をかわし、
そこからしばらく歩いてスークを抜け、この町メインのキリスト生誕教会に到着。

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生誕教会

小さな入り口を潜り中に入る。スゴイ観光客だ。中東に入ってこんなに観光客を見るのは初めて。欧米系のツアーだらけ[E:sweat01]

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生誕教会内部

地下に入る所はとても並んでいたので、先に隣の聖カテリーナ教会を見物。

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中に入ると聖歌隊が歌っていて久しぶりに教会らしい雰囲気と音に包まれました[E:notes]

生誕教会に戻り、並んでいないほうの入り口(一方通行の出口として使われている)から無理やり入ろうとすると、やっぱり係員に止められた[E:sweat02]
一人か?と聞かれてハイと言うと、入っていいよと言われました。ラッキー[E:scissors]

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コレがイエスが生まれたとされる場所。銀の星になっています。

 

次に生誕教会の裏手にある「ミルク・グロット」

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聖母マリアの母乳が落ちたという場所にある教会です。

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教会の地下

イスラエルの地は伝説にちなんだ教会だらけです。

この後、時間があるのでだびでの井戸とかヨセフの家とかに行こうと思いましたが迷って時間切れ[E:bearing]
大通りに戻るとエルサレム行きのバスが発車直後で、パッシングをしながら停まってくれました。(6シュケル)

帰りのゲートでは行きには無かったイスラエル兵による検問で一部の人だけパスポートチェックがありました。当然僕も。
無事イスラエル側に戻り、一旦宿に。

宿ではパレスチナ人によるライブを見に行こうという話が持ち上がり、少し行ってみる事にしました。
イスラエルに対する抗議的意味もあるそうで、たくさんのイスラエル兵が監視している中、異様な雰囲気のライブでした。

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ライブの様子
パレスチナの国旗を掲げ、熱唱。

今日はパレスチナ自治区に行く事で、パレスチナ人の迫害に近いものを感じました。
今でも、特にガザ地区においては大勢のパレスチナ人がイスラエル兵によって殺されています。
ヘブロンはまだ平和ですが、モスクで会った可愛い女の子達も、げんきんに見える町のオヤジたちもうるさいガキどもも、いつイスラエル兵の侵攻により殺されるか分からない状況の中で生きているんです。
平和な今の日本で育った僕には分かり難いですが、その現場に行く事で、少しは実感する事ができました。
難しい問題ですが、早く解決してくれるといいなと思います。

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