中東のスイス・レバノンへ (01/02 Sat)

今日はシリアのハマから隣国レバノンのバールベックへ移動しました。
13日間過ごしたシリアを一旦離れます。レバノン~イスラエル間の国境は通過できないので、一旦シリアに戻ってくることになりますが、その時はトランジットビザを取得するのみの予定なので、長くはシリアにいられません。
シリアは長くて5日間で終わると思っていたのですが、意外にも楽しかった為、長居してしまいました[E:catface]。
コレでアラブ人に対するイメージが良くなったので、調子に乗ってレバノンにも少し行く事にしました。
今回訪問する中東の国々の中で、シリア以外はあまり物価が安くないらしいので、長居するつもりはありませんが、せっかく来たので有名どころの バールベック、ベイルート、ビブロスは行ってみたいと思います。

バールベックまでは昨日宿で知り合った2人と一緒に行きます。
ハマから直行便があるというウワサでしたが、よく分からず、とりあえずホムスへセルビスで移動。ホムスのガラージュ・ブルマンではタクシー3人で1500SPか、シュトゥーラかどっかに行くセルビス(400SP)で途中で降ろしてもらう。の2択になりましが、
さらに別のバス停に直行バスがあると聞き、堅そうだったのでそちらに移動する事に。
バスに乗ったはいいものの、途中でバス停の名前を忘れてしまい、何でもいいからとりあえず着いたバス停(ガラージュ)で下車。
そこにはバールベック行きのセルビスが。バスは無かった。間違えたのかな?
もう面倒なのでセルビスを使う事に。なぜかガイドブックより安い400SP
しかし、待てど暮らせど満車にならない。結局二時間くらい待っただろうか、ついにレバノンに向けて発車。

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今回のセルビスは見た目は豪華なニセアルファード。中身はハイエース以下ですが。

30分もかからないうちに国境に到着。
国境ではそれほど苦労することも無く出国、入国ともに成功。
出国時はパスポート出して出国税(500+50SP)を他の建物で払ってきて領収書みたいなのを提出して完了。
僕は入国時に出国カードをもらっていなかった(他の2人は持っていた)が、特に聞かれる事なくスタンプポン!

 

しばらく緩衝地帯らしき所を走るとレバノン側のゲートに到着。
大きな建物でイミグレーションカードを適当に記入し(裏面が英語になってたので良かった)パスポートと共に提出。
係官はビザ代よこせとほざいていたが、すぐに無料になった。なんじゃそれ[E:annoy]。
ギャクにしてもめんどくさいヤツだなぁ。

ビザは自動的に1ヶ月ビザ。スタンプに手書きで「1-Month」て書いてあるだけ[E:sweat02]。

とにかく入国完了。ワゴンセルビスにもどりました。

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遠くに雪山が見えます。さすが中東のスイスと呼ばれるだけあって中東らしくないというか自然がいっぱいの景観です。

国境からそれほど時間が架かることも無く町に到着。
自動車をパンクさせる剣山みたいなのや、シリアでは見なかった戦車も見ました。
少し物々しいと感じましたが、戦車に乗っていた兵隊さんが笑顔であいさつしてくれたので安心。

遺跡が見え始め、スグにセルビスから降ろされました。
遺跡と町はすぐ近くなんですね。

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バールベック遺跡

ハマから一緒に来た二人はこの後シリアのダマスカスに移動するのでココでお別れ。正月休みを利用してきているので大変ですね。
ココまで意外と時間かかったので心配です。

僕はというと、とりあえず宿探し。
探し始めていきなり声をかけてきたシュウマンホテルのオーナー、シュウマンさん。
とりあえず10$のドミがあると聞いてその場を去りました。

ガイドブックには地図がないので適当に聞いて安いハズのジュピターホテルに行ってみました。
しかし、「ドミはない」シングル100$とか意味の分からん事を言うので去ろうとすると
15ドルになった。でもお湯はでない。 25ドルの部屋にするとお湯が出るそうな。
面倒なのでこの宿はパス。
最初のシュウマンホテルに戻って10ドルのドミにする事にしました。

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シュウマンホテル
オーナーはレストランも経営。申し訳ないが少し高いので却下。

とりあえず銀行をさがす。シリアと同様シティバンクのカードが使えないATMが殆どだ。「PLUS」の表示があるのに。。。
アメリカ系だから嫌われてるのかな。
宿のオーナーに聞いたFRANCA BANK はOK。 この町は何とかドル払いで乗り切る事になるかと思ったけれど、ちゃんとレバノンポンドをGet!

この町の人々もシリアと同様、陽気に声をかけて来ます。アラブ人は意外にも好印象だ。
シリアに比べると英語併記が多い気がします。観光地だからかも。
夕日がきれいだったので町から見えた高台に行ってみる事に。

そういえばお腹がすいていたので食事に入った店でさっき別れた2人に再会。
今からダマスカスに向うそうです。
2人を見送り、そのまま丘の上に。
丘の上には軍事基地みたいなのがありましたが、その近くのタンクの上に登って夕日を鑑賞。

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バールベック遺跡もライトアップされてキレイです。
町の向こうには雪をかぶった大きな山脈が見えます。

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軍事基地と夕日
この町に泊って良かったです。
ただ、この町も標高が高い高原にあり、寒い[E:snow]

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遺跡のライトアップ

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隣のビーナス神殿もライトアップ

この直後、町全体が停電になり、一時真っ暗になりました。
宿に戻って休憩しようとすると少し寝てしまいました。
8時頃に出かけたら殆どの店が閉まっていました。お腹が空いたけどしょうがないです。

スイスでもらって余っていたホットチョコドリンクを作って凌ぎました。
それにしても今日はちょくちょく停電します。

明日は遺跡観光後、首都ベイルートへ移動です。

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