八ヶ岳 硫黄岳・横岳

20090515_123054.jpg昨日はお気軽登山という事で、八ヶ岳に行ってきました。
僕の中では家から近いお気軽コースの定番です。
本沢温泉入口→本沢温泉→硫黄岳→横岳→硫黄岳→本沢温泉→本沢温泉入口
今回は欲張って横岳まで行ってきました。



20090515_070238.jpg南八ヶ岳林道を使って登山口となる本沢温泉入口の駐車場に着きました。決して早い時間ではなかったのですが、平日とあって誰も居ませんでした。駐車場は整地されていて10台ぐらいは停めれそうです。
ココから先は4WD車のみとなっています。とはいってもクロカンタイプのクルマでないと底を擦ってしまうような道であることは分かっているのでココからスタートしました。
(僕のクルマは4WDですが車高が高くないのでオフロードは無理です[ふらふら]
ココからゲートまで30分ぐらいダート路を歩きます。中間にも少し[駐車場]があり、2台ほどの車がいました。
ゲートから本沢温泉までも小さな雪上車?みたいなのが通れるような広い道で、ハイキング気分で歩くことができます。左側には硫黄岳の爆裂火口が雪と混じって迫力ある感じが出ています。
20090515_152314.jpg
硫黄岳を見上げる(下山時に撮った写真)
20090515_084510.jpg
本沢温泉近くに水芭蕉が3~4本ありました。
本沢温泉に着き、少し休憩した後、夏沢峠方面に向かいました。
20090515_092146.jpg野天風呂を過ぎたあたりから道に雪が出てきたので、アイゼンを装着しました。硫黄岳⇔赤岳は12本爪が必要だと聞いていたので、今回は12本爪+ピッケル持参です。
初めて12本爪を装着しましたが、カチンカチンに氷化した道でテキトウに歩いてもも全く滑りません[手(チョキ)]。頑張ればアイゼン不要の道でしたが、アイゼンをつけて歩くのが楽しかったです[わーい(嬉しい顔)]
でも靴とあわせて片足2kg近くとなると結重いからか結構疲れますね[あせあせ(飛び散る汗)]
夏沢峠では私と同じく本沢温泉から来ていた人と話しました。
僕はこの時点でまだ、硫黄岳の後、天狗岳に行くか横岳行くか迷っていたのですが、
天狗岳から本沢温泉に降りる白砂新道が通行禁止になっていたと聞き、硫黄→横岳とピストン縦走をする事に決めました。
夏沢峠→硫黄では、始めのうちは雪が多かったのですが、樹林帯を抜けると雪がほとんど無くなり、アイゼンを外しました。
パノラマ 1.JPG
左手に見える大迫力の硫黄岳爆裂火口
20090515_141414.jpg
振り返ると天狗岳が綺麗でした。
硫黄岳山頂では最初私一人でしたが、休憩していると硫黄岳まで行くオジサンと学生5人組が来ました。
硫黄岳からの南八ヶ岳の眺めは私のお気に入りの景色の一つです。他にも浅間山、北・中央・南アルプスや先週歩いた奥秩父の山々等、ココからは見えないものはない位の好展望地です。[るんるん][るんるん]
少しボケッとしてから横岳に向かいました。
20090515_135844.jpg
硫黄岳山頂からの横岳、赤岳、少し奥に権現岳、阿弥陀岳(左から)
少し下って硫黄岳山荘に着きました。この辺りは高山植物の宝庫だそうですが、当然まだ何も咲いていませんでした。
横岳への登りでは、登山道の雪は聞いていたよりは少なく、アイゼンは手に持ったまま山頂に着いてしまいました。ピッケルも背負ってきただけで、結局使うことはありませんでした。
20090515_121014.jpg
横岳の東側にはまだ多くの雪がついていました。
20090515_123054.jpg
横岳山頂からは赤岳が目の前に迫ってきて迫力ある景色でした。赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプスがはっきりと見えました。
山頂でしばらく休憩し、いい時間になったので下山を開始しました。
硫黄岳に再度登り返し、本沢温泉まで一気に下りました。夏沢峠→本沢温泉はアイゼンを装着しました。
本沢温泉で少し休憩した後、元来た道をゆっくり下りました。
今日はずっとうす曇でしたが、この時間になって晴れてきました。ちょっと悔しかったです[むかっ(怒り)]
20090515_163018.jpg
八ヶ岳の原生林は美しい[ぴかぴか(新しい)]
最後の一時間はアイゼンの重さにやられたのか、足がクタクタでした。よく考えたらこのコース、コースタイム9時間となかなか大変なコースでした。
もう少し頑張って朝早く出れば赤岳までいけるかも[exclamation&question] あんまりやりたくないけど[たらーっ(汗)]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です