イラン西部の高原地帯の端っこ位置するアルダビル。背後にイラン第二の標高を誇るサバラン山(4811m)が構える美しい景観の都市。
ここでは、先日お世話になったアジムさんの友人宅を紹介してもらった。アリレッザとルームメイトのオミド。カウチサーフィンのホストもやっているみたいで、英語も堪能だ。
アルダビルにはマイナーかもしれないが、世界遺産ともなっている、シェイフ・シャフィーオッディーンの墓町のど真ん中にある。まずはそれを見物。 (入場料150,000)
ユニークなモスクというかこれはお墓。
大まかに3つの墓室がくっついている。
金色に輝く内部は広くはないが美しい。
その隣の中国皇帝からの贈り物が保存された部屋。
穴の開いた天井の装飾がユニークで素晴らしかった。
お墓のうちの一つこれはシャー・イスマイールのお墓と肖像。
活気がある旧市街の中心へ。
バザールは小さいがなかなか趣がある。
そしてミニバス(10,000リアル)でサバラン山の麓。サルエインの温泉地にやってきた。
大きな浴場でみんなでしゃべりながら入るいい雰囲気。泉質は赤く、かなり熱い。
ロッカーもあって荷物もまあ安全かな。
水着着用で入るのだが、男女交代制。
高原地帯ではこれまでもよく目にしてきた蜂蜜は名産らしい。このあたりの人は巣ごと食べる。
高原らしい空。
この町から人の性格は少し変わったように感じた。寒い場所だからか、冷たい人もいるのだが、逆に今までにないくらい積極的に助けてくれたり、親切をぶつけようとする人も多かった。
イランの旅もあと少し。