ゴールデンロック(03/30)

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日を受けて輝く姿は、まるで仏陀が舞い降りる瞬間のようだ。

ミャンマー屈指の巡礼地、チャイティーヨに行って来た。
当初そのつもりは無かったのだが、ヤンゴンに着いてすぐ、バスを乗り換えるだけでいけることが分かって行くことにした。本当はバゴーで乗り換えるべきだったが、気づいたらヤンゴンに到着していた。ともかく戻るだけなのでヤンゴンでバスを乗り換えた。チャイティーヨはどうも山の上らしい。バスは山麓のキンモンというところで停まった。バスを降りると客引きがいたので付いていってそこの宿に決めた。色々情報を教えてくれて助かった。宿は静かでのんびり出来そうな場所だった。
山にはその日のうちに登ることにした。とはいってもキンモンから乗り合いのトラックが出ている。これまでの乗り合いピックアップを改造したものではなく、中型の工事用トラックにタコ乗りのものだった。飛行機のように階段を登って乗る。一台に50人以上詰め込むのでぎゅうぎゅうだ。運転が荒くなかなかスリリングなアトラクションであった。それで30分くらいで何故か僕だけ降ろされた。他のみんなはもっと上までトラックで行ってしまった。後で聞くと降ろされた所から先はよくひっくり返るから外国人はダメだそうだ。そこから炎天下の中40分くらい歩く。たまにゴールデンロックが目に入る。山頂に到着。外国人のみ入場料を払い、山上の寺院へ。アンバランスな金色の岩が今にも落ちそうな姿勢で崖っぷちにあった。すごい数の人がきているが、一部の人だけが岩まで行って金箔を貼って拝んでいる。他にも小さな寺が点在していた。どこもドネーション・ドネーションってうるさかった。入場料に見合う価値があるかは別として、なかなか面白いところだった。
次の日は列車でヤンゴンに帰った。悪名高きミャンマーの鉄道はレールのメンテがいい加減らしく、よくボヨンボヨンと跳ねる。コレではスピードは出せない。バスより遅く5時間かかった。これもまた面白い体験だった。

インレー湖(シュエニャウ)→ヤンゴン エアコンバス 15000チャット

ヤンゴン→キンモン 7000チャット
キンモン(山麓)→山頂まで 乗り合いトラック 1500チャット

キンモン→チャイトーの駅 乗合ピックアップ 500チャット
チャイトー駅→ヤンゴン駅 4US$ 二等車全席指定

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泊まった宿は山小屋風の、いやほとんど山小屋だった。

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山頂に向かう乗り合いトラックはこんなありさま。カーブを曲がるたびに歓声と悲鳴が。

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ゴールデンロックです。みんな金箔を貼りまくっているので少なくとも下のほうは本物の金です。

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近づいてみるとほんの一点で何故かバランスを取っている感じでした。

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山脈沿いにいくつか小さなお寺や巡礼地があります。

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たまにはミャンマー定食を食べてみる。油っこいカレーはなかなかいけるが他はいまいち。

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思ったよりまともな列車が来る。ただし実際走ると・・・だが。。遅れは40分程度だったかな。中国の車両のようで、2等席は中国の硬座と同じだった。ただし全席指定で通路も人でいっぱいではない。

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田園風景や、

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田舎の風景を見ながら列車はゆっくり走る。

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列車が来ると子供たちや犬が寄ってきて手を振る(犬は尻尾を振る)。かわいいな。と思ってると列車から食べ物が投げられる。子供たちがさっと取りに行く。残飯が投げられと犬同士が取っ組み合いのケンカを始めて買ったものがそれを食べる。こんな光景が何度も繰り広げられた。

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駅に列車が停まると物売りがわっと押し寄せる。中には次の駅まで売り続ける人たちもいる。

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列車は駆け抜けるとは程遠い速さで走り続け・・

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何とかヤンゴン中央駅に到着。

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