寝台列車の室内。結構キレイだ。AC車両だから当然か。
朝はどこかの駅から乗り込んできたチャーイ売りの声に起こされた。
色々な物売りが乗り込んでくる。チャーイを始めサンドイッチ、果物、野菜、ジュース屋など、うるさいが色々な物が買える。
目覚ましにチャーイを飲んだ。5Rs列車の中だと思うと良心的だ。列車の中が高いのは日本的な考えか?
昼過ぎまで、みんなピクニックのように思い思いに過ごしていた。
今朝、夜行列車は無事インド最大の町、ムンバイに到着。
と思ったら郊外のバンドラと言う駅で終点になってしまった。
ココから郊外鉄道に乗り換えるのだろうか?
聞けばタクシーしかないという。
それでも駅に行って聞いてみるかと思ったが、タクシーの運転手が寄ってきてしつこいのでくたびれていたのもあり、乗ってしまった。
この町はメータで走って、換算表で値段を出すという。大体どれくらいか聞くと13Rsとか言う。そんな安い分けないだろうと思ったが。他の運転手も寄ってきてメータだから安心しろ。と大体どれくらいか教えてくれない。
それが油断だった。
結局タージマハルホテル周辺まで900Rsとなった。どうも13Rsは初乗り料金だったようだ。この辺はお互いの会話力の問題もあった。
いや、タクシーに乗る事自体が騙されたのかな? たぶん列車で行く事ができた筈だ。
久しぶりに観光客が多い町に来たのもあり、油断してしまった。
それにしてもインドでは始めてみる桁のありえない金額を失って腹が立つ。やっぱりタクシーは嫌いだ。
この町は沢山の民族が混じっている為か、割と英語で会話しているインド人が目立つ。
でもなんでタクシーの運転手は英語ダメなんだ? 基本、リクシャにしてもTAXIにしてもドライバーはたちが悪い。
少しヘコんだ後、ホテルを探そうと歩き出した。
高いといえばムンバイのホテルもありえなく高いようだ。安宿でも500RS~。普通は安宿でも1000Rsぐらいだそうだ。
安宿が多い地域に踏み込むと、早速片足しかないオヤジから声がかかった。
380Rsのシングルがあると言う。怪しいがとりあえず見に行く事にする。
片足オヤジだからか結構遠くまで歩かされた気がした。
こんな足でも物乞いにならずに一生懸命仕事をしている。エライ人もいるもんだ。
部屋は超狭かった。ドミを仕切っただけでは(?)と思ったが予定より安いのでOKとした。
とりあえず町へ繰り出す。ジュースを飲もうと思ったが高かった(50Rs~)のでやめた。
タージマハル・ホテル
これはインド屈指の有名な高級ホテルだ。同時にムンバイの観光名所でもある。
インド門
インド風の凱旋門だ。植民地時代のものかな。
インド門の所で売っていたアイスは10Rsと安かった。
後は町をウロウロした。
割と高級(と言うか普通)な店が多い。お金持ちが多いのだろう。
リキシャがいないので少しは静かだ。中東の国ぐらいの騒音だ。
町は比較的きれいで牛もいない。当然ウ○コも落ちていない。
インターネットをしようと思ったが結構高い40Rs/h~ だったのでする気が萎えた。
久しぶりにマックに行った。入り口でセキュリティチェックがあった。
インドオリジナルらしきの「チキン・マハラジャ・マック」を頼んでみた
高いメニューを選んだのに意外に安かった。(セットで125Rs)
どこの国も値段がそんなに変わらなかったマックですが、インドは少し安いようだ。
インド食に飽きていたのか、とてもおいしかった。店の雰囲気もきれいで落ち着いた。
宿に戻り、2日ぶりのシャワーを浴びで休んだ。
ムンバイは蒸し暑い。ホテルのせいもあるか・・