お気に入りのキリキリ展望台から見たラパス市街。すり鉢状なっているのがよく分かる。
ラパスは世界最高所の首都として有名だったりする。ボリビアでは最も外国人観光客が多いと感じた町である。
すり鉢上と表現されるこの都市は高台からの眺めが特徴的で美しくもある町だ。町歩きや市場歩きも楽しいが、観光客向けのアクティビティも充実している。崖っぷちマウンテンバイク下りや前回の記事私も参加した6000m級の登山ツアーなど、死者も出るという危険なツアーの広告が公然と並んでいてまたそれが人気があるという所がボリビアとそのボリビアを訪れる人々らしくておもしろい。
ラパスの新市街の様子。
旧市街中心部のムリリョ広場。ボリビアのほかの都市と比べるとこじんまりとした広場だ。新市街にもこれより少し大きい広場がある。
すり鉢の底の市街地は新市街と旧市街に分かれていて、新市街は高層ビルが立ち並ぶが、特に大都市といった感じもなく、あまり面白くなかった。反面、旧市街には歴史的な建物が残りまた、広大なエリアに渡って市場と化していて活気があり、歩いて散策するのが面白い。僕も滞在した旧市街の一部外国人観光客が集まるサガルナガ通りは民芸品を扱ったお土産屋が沢山並んでいる。お土産屋の数が少ないボリビアでは貴重なおみやげショッピングスポットだ。
新市街は高層ビルが建っている。(キリキリ展望地より)
土日に賑わうロドリゲス市場の1コマ。旧市街にはもう一つネグロ市場があり、どこからどこまでが市場だか分からないほど広い範囲に毎日露天がひしめいている。生活用品、食料、衣類から電化製品、水道電気などのプロ用品までさまざまだ。
サガルナガ通りの様子。カラフルなかわいい布でできたお土産やアルパカセーターなどが並んでいる。アルパカセーターはほとんどニセなのでデザインで選びましょう。
旧市街に多数、新市街に少しと博物館が充実している。僕はその一部のみ訪れた。
独特のティワナク文化の発掘品
黄金博物館の展示品もおもしろかった。なんか雑な冠だけれど。
キリキリ展望地で写真をとるカップル。キリキリ展望地は絶景で市街からも歩ける位置にあるため何度か訪れた。
こちらは市街地に近いライカコタの丘からの眺め。家族連れで賑わっている。
キリキリよりは簡単に行ける分いまいちだ。
ライカコタの丘近くにサーカスが来ていたのでいってみた(席20ボリ~)
ラパス市の近郊都市エル・アルトにも何度か出かけた。すり鉢地形の上にあるこの町は貧民街ということだったが、実際はそんな感じもあまりしなかった。ここでは日曜に開かれる広大なマーケットが楽しい。ラパス市内大通りからCAJA行きのミニバスで15分くらい。高速の料金所のすぐ後の歩道橋で下りるとすぐ市場。
旅行者の間で盗品を扱う「泥棒市」という名で有名だが、特段そんな感じは無く、特になんでも使い倒しそうなこういう国では珍しく中古の衣料品が安く買えるのがうれしかった。
僕もちゃんとしたメーカーのダウンジャケットと冬用パンツが他のゴミみたいな服と混じって売られていた(とくに他のに比べて高いわけではない)のでつい買ってしまった。当面の防寒用には十分すぎるものが手に入った。(捨てるのが惜しいと言う意味で十分すぎる)
エルアルトからのラパスの眺め。
エル・アルトの日曜にはもう一つ、チョリータ・レスリング、通称「オバプロ」と呼ばれるおもしろいプロレスを見ることができる。エル・アルトの市の近くに体育館のような会場があり、そこで見ることができるのだ、内容は、、
プロレスにおばちゃんが登場します。
審判も悪役に回ってやられちゃう。
最後は悪役をやっつけます。
やらせ度MAXのけっこうくだらないプロレスドラマが展開しておもしろかった。(?)
もう一つラパス郊外といえば月の谷 新市街Mallasa行きのミニバスで30分くらい。
こんな面白い地形の中にコースが作ってあってその中を一周ぐるっと散歩します。
標準では30日の滞在期限を延長したのもここラパスだ。カマチョ通りにあるイミグレーションオフィスで簡単に60日延長の手続きに成功した。勝手に30日のハンコが2つ押されるので60日。言えば30日も可能かもしれない。タダだからどちらでも良いのだが。
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コチャバンバ→ラパス 普通バス 25ボリ(日中便多数、当日予約のみ)
宿:ALEM シングル 45ボリ
ホットシャワー良好、Wifi、朝食つき
ライカコタの丘 入場 3.5ボリ
チョリータレスリング(オバプロ) 外国人料金 50ボリ
滞在期限延長 +60日 無料
パスポートの写真ページと入国スタンプページのコピーが必要
※1ボリ=約12円
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