今日は朝早くにアテネを発ち、ギリシャを北上、ギリシャの中央にあるカランバカという町に移動しました。
カランバカはメテオラという奇岩の修道院群があることで有名です。(←最近知ったくせにエラそう)まあ、ガイドが無いのでいいと聞いたトコは行く方針。
それにしてもアテネの駅は首都の駅とは思えないくらいショボイ。プラットホームも2~3個くらいしかないし、ギリシャの電光掲示板が機能しているのを見たことないし・・・
移動時間は5時間ぐらいでした。列車の遅れも10分くらいで、昼過ぎには到着。
列車は高いところを走り、道中の車窓からの眺めはすばらしかったです。
でも列車がちょっと窮屈で写真取る余裕なし[E:sweat02]
うーん。何も無い。
宿泊先などは特に何も考えてなかったので、さてどうしようかと困ります。
客引きを期待していたのだけど、やっぱいないか。。
タクシーの運ちゃんがメテオラに行かないか?と言ってきたので、「いや。その前にインフォどこ?」と聞いて教えてもらい、歩き出しました。
なんか韓国人のカップルがついてきて、少し話すと今日はアテネから日帰りだそうです。あら忙しい。タクシー貸しきって回んないと無理だな。
3人で話しているとホテルの客引きがやってきました。聞けばシングル25ユーロ。探すの面倒なのでそれでいいやと決定。部屋は微妙だけど。
またWiFiが使えない。この町では最終日にネットカフェ使おう。
とりあえず昼食を取り(物価がアテネやエーゲ海の島よりだいぶ安い!)、
明日の天気が予報どうり雨でもいいように、とりあえず一番近くの修道院くらいは見ておこうと、歩いていくルートを聞いて出発。
町からはもう奇岩が見えています。瑞垣山みたいな雰囲気です(←山詳しい人しか分かんないネタ)
迷っていると遠くから大声でオッサンがメテオラあっち!って教えてくれました[E:happy02]
中央ちょっと左のローソク岩みたいなのの上に修道院(Ag. Triada)があります。
久々のハイキング気分
以外と近く30分くらいで一つ目の修道院、Agia Triada(アギア・トリアダ?)に到着。
でも、残念ながら3時でクローズの様で、ぎりぎり間に合いませんでした。
さらに登って反対側から眺めてみます。
すっごく逆光なので上手く撮れませんが、分かりますか?メテオラを代表するアングルです。
まわりも奇岩だらけ。
遠くにはメインの大メテオロン修道院が見えます。(写真中央)
もらった地図がしょぼすぎるので、眺めの良い所で何が何か確認していると、丁度通りかかった黒い服を着た尼さん(?)が教えてくれました。
昔はこのような修道院がたくさんあったそうですが、現在6つを残すのみだそうです。
ついでなのでとなりのAgios Stefanos(アギオス・ステファノス?)まで歩いてみました。
修道院内の庭から。
修道院内の教会の内壁はカラフルな宗教画が(内容はエグイけど)びっしりでした。
また、装飾や十字架の絵にに中国などにありそうな木の彫刻がたくさん使われていました
ちなみに内部は撮影禁止です。
これまでの教会にはない雰囲気でした。聞けばギリシャはギリシャ正教というよくあるカトリックとは違う宗派のようです。まあ、キリスト教の類だろうけど。
サントリーニとかにあるかわいい教会もみんなこのギリシャ正教の教会だそうで。
修道院からはカランバカの町が一望
この修道院もやっぱりありえない場所に立っています。
分かりにくいけど修道院左側の岩と修道院が立っている岩はくっついていません。
今日は簡単に見ておいてとりあえず満足。観光客には2、3組しか会いませんでしたが、遠くのメガオ・メテオロン修道院の前には観光バスが付いていました。
暗くなる前に下山し、次の列車の予約と買い物、ネット喫茶探しをしました。
列車の予約は途中のテッサロニキまでしか出来ませんでした。国際線についてはココでは予約できないそうです。
最悪テッサロニキで足止め食らうな・・。
それより気になったのはガキに意味も分からず笑われた。なんだ?俺の靴のそこに穴が開いてキュッキュッなってるからか??
いきなり「こんにちは」って言ってくる子もいた。
ギロピタを食べてる子供が居たので「うまそうだな」と見ると、「あそこで買うといいよ」と教えてくれるは、ギリシャのなんとかって言うサッカーチームについて喋りだすわ。。
ギリシャ人は割りとシャイで冷たいと感じていましたが、勝手に道を教えてくれる人も多いし、この町は少し違うようです[E:catface]
しかも結構この国は英語勉強してるのね。まあ、あんな古代文字みたいな言語だけじゃ観光客大変だしな。
あすは雨じゃなければ一日かけてメテオラ修道院めぐりです。