4日間 走行距離 301.2km (累計1,715km)
武威の鐘楼
ただいま武威。漢の武帝にゆかりのあるオアシス都市。
蘭州を出てから300kmぐらいしか走っていませんが、風邪を引いたので療養してます。でもこんなペースがいいなぁと思ったり。。。
ここまでの道はとても綺麗な所がありました。
ここまでの道のりを紹介。
蘭州で2泊3日を過ごす。のんびりとまではいかなかったが、ベッドで疲れが取れた。
蘭州到着前日に知り合ってここまで一緒に来たマレー人サイクリストはここ蘭州でビザの延長に失敗し(2週間しかもらえなかった。)、残念ながら帰国することになった。
これからも何度か会うことになったろう、共にイスタンブールを目指す貴重な仲間を失った。
蘭州の駅前で電車を待つ人たち、そういう意味では自転車旅行はより自由だ。予約も待ちも必要ない。より必要なのは気力だ。
イスラム教の人が多い蘭州。中華料理によく使われる豚を使わないムスリムレストランだけでなく、普通の中華料理店も影響を受けてか、料理の味もあっさりしてきて濃いのが好きな僕には物足りないことが多くなった。
1日目 紅城手前まで 70.3㎞
蘭州の北側には黄河が流れ、川沿いに作られた公園には観光客がたくさんいた。
黄河。長江とかといっしょで中国らしい泥水の川。
蘭州をスタートするとしばらくウイグル方面と青海、チベット方面は同じ道。
川を渡ってから道は二つに分かれるが、分岐点には「ウイグル」・「青海」 じゃなくてなぜか分岐点の隣町の名前の表記のみで分かりにくい。
回鍋肉好き。
川を渡ると景色は一層味気なく、黄土色の世界に。空気もより乾燥し、さらに暑く感じる。砂漠地帯の始まりだ。
川沿いに町がひらけ、木が植えられ、農業が営まれる。国道もおおよそ川沿いにある。川から少し離れれば荒涼とした山。
一日目は国道わきの高くなっているところにキャンプ。フンが多いと思ったら朝に羊を連れた人に会った。
2日目 天祝チベット族自治県まで 86.7㎞
小籠包は手軽で美味しいお気に入りの一つ。
町じゃないとなかなか食べられないので見つけたら食べる。
標高1500m位の蘭州からゆるーく登っていつの間にか2200mに、
なぜかチベットの仏塔があると思ったら、チベット族の自治区に突入。
漢語とチベット語の併記がしてある。
高原の雰囲気
自治区に中心都市から少し進んだところでキャンプ
列車のそばで夜の汽笛がうるさかった。
3日目 武威の手前まで 108.4㎞
これまでで一番の眺めの日。こんな場所ばかりだったら自転車旅行は最高だ。
引き続き登りは続く、アップダウンもなくゆるい坂がひたすら続くのでしんどくない。もしくは僕がパワーアップしたか。
羊飼いのおじさん。ロシアみたいな服着ている人がおおくなった。
雪山がみえてきて気分が上がる。
峠は地味。特に何もない。自治区の終わりらしく、チベット仏塔があった。
3000m超えた!
峠を越えると景色は地味。黄土色の世界。でも川が綺麗だった。でも下り途中のダムを過ぎるとまた泥水になっていた。
2500mくらいまで一気に下り、町を見始めるとあとはゆっくり下る、そしてそこはもう中国。天国から中国。いや別に中国が嫌いなわけじゃないけど、念の為。 ただ走るにはさっきまでのところが良かったなあと。
この日は夕方から強い風が吹き出して、あまり進めなくなったところでキャンプ。風でテントポールが曲がった最悪な出来事。
4日目 武威まで 35.8㎞
夜は暖かかったのだが、朝は逆にこれまでになく寒かった。天気予報ではここから2日間は冷え込むそうだ。
スタートするが、あまりにも寒くてこの日は武威で宿をとって泊まることにした。次の日は天気が崩れるようだったので二泊するだろうとおもった。しかし、夜から体調が悪くなり3泊することになったとさ。
武威の鐘楼(入場5元)
見るだけなら入らなくてもよいが、入ったら鐘のあるところまで登れたので一応価値はあると思う。
羅叶寺の塔(真ん中の漢字本当は違う)
あとは雷台公園とかが有名らしい。(入場料?)しんどかったのでやめた。
で体調も良くなってきたので、3泊し、5/12日に出発することに。
宿は自転車持ち込めた。 メインストリートちょっと裏にある宿(60元/個室.トイレ共同)