南米大陸一の観光地。マチュピチュ
プーノからクスコ経由でマチュピチュへ。クスコのお話はまた後で。マチュピチュへの行き方は複雑怪奇だ。鉄道で簡単に行けるのだが、"高い・予約が必要"なのだ。その価格は尋常じゃなく、ペルー人片道約US$4~に対し外国人US$35~(オリャンタイタンボ→マチュピチュ村)。ボッタクリもはなはだしい。
だから僕らバックパッカーは避ける人も多い。そうするとローカルなバスを乗り継いで最後は線路を歩くと言う手段が残される。僕も少なくとも行きはそうするつもりだった。
が、こんな旅行者たちを見越してか、車でいける所まで行ってくれる「直行」バスなるものも旅行会社から登場していた。値段ローカルの合算と大きく変わらず、それを利用することにした。実際使って南アジアでよくある外国人旅行者向けの粗悪なものを感じたが、便利は便利だ。これでクスコ→水力発電所まで移動。
何度も峠を超える。吐く人いて最悪。
水力発電所からマチュピチュ村(アグアスカリエンテス村)へ約10kmの線路上を歩く
電車に追い抜かされる。トンネルもあったりして危なっかしい。
着く頃には真っ暗。直行バスはなかなか発車しなかったり、道中無駄な時間も多く、早く着くように計画してほしい。
マチュピチュ村は温泉街のような雰囲気。かなりツーリスティックで物価は当然高い。
マチュピチュ村に到着する列車
マチュピチュに行かなければ始まらない。朝、バスで入り口まで向かう(このバスも高いので歩く人多し)
まず向見張り小屋へ向かう。有名な画が見える所だ。
沢山に人がいたので、とりあえずマチュピチュ山へ向かう。
見張り小屋からのマチュピチュ山。ワイナピチュと違って地味。登りは約1時間15分かかった。きつい階段道で特に下りは足が疲れる。
頂上は東屋と大きな旗が立つ。人気は薄くあんまり混んでいない。
遥か下のマチュピチュ遺跡はおろかワイナピチュ山まで見下ろす絶好のビューポイント。
水力発電所方面
水力発電所からマチュピチュ村まで歩いたルートを鳥のように俯瞰できる。マチュピチュ遺跡をグルーっと回っていたんだぁ。
しばらく山頂で休憩後、降りるとすごい人。
見張り小屋からの「ザ・マチュピチュ」って感じのビュー。しばらくここで過ごす人が多い。
では遺跡内部へ。
沢山のツアー客がいて見にくい。
神殿などのいい建物の遺跡は綺麗なインカの石組みと呼ばれるくらい精巧なものが残っている。
でも他大半はフツーの石積みの土台だ。
居住区から神殿エリアを見上げると高くなっていることが分かる。
水汲み場たくさん連なっている。石を彫った立派な水路だ。雨ざらしでも残っているし水が未だ流れている。
太陽の神殿はカクカクしたこの遺跡の中では珍しく曲線を使った建物。
下りはバスをケチって行く。この標識に従い降りるだけ。30分くらいで麓に着いた。そこから川沿いを少し歩いて村に戻る。
マチュピチュは期待はずれでも期待以上でもなかった。遺跡自体はそんなに面白くないが、展望台や、マチュピチュ山から見る景色は登ってよかったと思うものだった。
マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)で少し体調を崩し数日多く滞在した。実際の遺跡観光は1日である。村自体はなにもないが、(ツーリスト通り以外は)日本の温泉街のような雰囲気もあってのんびりも出来そうだ。当然温泉もある。物価はスタジアムの近くなら外国人も見られず、大分安い。
おいしくて安いチキン料理やを発見(7ソル・奥のサラダは盛り放題)
——————–情報コーナー——————————-
プーノ→クスコ 普通バス 20ソル 10時間
※客の乗り降り激しいのでオススメしません。良いバスなら6時間程度で行けるようです。
マチュピチュ往路
クスコ→「水力発電所」行き直行バス 45ソル
又は,ローカル乗継ぎ 計35ソル(最近の情報ノートより)
マチュピチュ復路
マチュピチュ村→オリャンタイタンボ ペルー鉄道 US$40(最安クラス)
オリャンタイタンボ→ウルバンバ コレクティーボ 1.5ソル
ウルバンバ→クスコ バス 4ソル
宿 Hospedahe Mirador 個室20ソル(Wifi、24hホットシャワー)
宿2 Hostal El Mistico 個室30ソル(Wifi、24hホットシャワー)
マチュピチュ+マチュピチュ山登山チケット 71ソル(学割半額料金)
※マチュピチュ村のオフィスで前日に購入
マチュピチュ遺跡行きバス 片道US$8程度(失念)
※1ソル=約30円
1USD =約78円
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