今日はアーグラー市内の観光をしました。
コレを見ないと始まらない。タージマハル。
朝早くがイイと言うことで朝一、といっても7時半ごろに行ってみました。
宿の近くの南門が閉まっていて、警備員に聞いたら8時からとか。
でも西門は開いているらしい。
ということで西門に移動。するとこっちはもうたくさんの人。
入場券を買ったらミネラルウォーターと靴カバーがもらえた。それにしても入場料高い(750Rs)。
インド人はたった20Rsだ。何とかしてくれ[E:punch][E:annoy]。
ゲートを潜り、セキュリティチェック。チェックが厳しく、ミニ三脚は預けて来いと言われた。カメラと三脚しか持ってこなかったのが失敗だ。リュックだったら面倒だから全部見ないだろう。
ゲートを出ようとしたら改札のオヤジがミニ三脚を預かってくれると言った。ダメもとで預けて入場。三脚は回収したチケットの箱に下に隠された。
左手にまだ開いていない南門を見ながら90度曲がるともう一つ大きな門が。
正門(?)である。
これだけでモスクのようなすばらしい建築だ。
アラビア語でコーランが大きく刻んである。
門を潜るとタージ・マハルが見えた。
中庭中央から
想像以上にすばらしい。
噴水がある広い中庭をまっすぐ歩き、タージ・マハルに近づく。
近づいてもちゃんとキレイだ。総大理石なのでとてもキレイだ。
靴カバーをはいて中に入る。中は撮影禁止だった。
アウランガバードの「ビー・ビー・マクバラ」と同様モスクのようだがこれはお墓だ。
ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンとその妻のお墓だ。
本来、皇帝が妻のためにこのお墓を作り、自分は川の対岸にもう一つのお墓を作る予定だったが、その前に息子に権力をとられてそれはかなわなかったという話がある。
それを裏付けるかのようにタージ・マハルの内部は中央に皇帝の妻のものと思われる大理石の棺、その横にもう一つ皇帝のものと思われる少し大きな棺があった。
そう、皇帝のお墓は後から付け足されたかのようにあったのだ。しかも床が斜めっているところに斜めの大理石の板を重ねて水平を取っていた。なんとも不自然だ。
中はそんなに思ったほど広くなかった。お墓の周りには網状の模様に加工された大理石の仕切りがあり、その部屋を取り囲むような廊下がある作りだった。
タージ・マハルの北側から出ると川が見えた。対岸にもう一つのタージ・マハルの建設予定地だと言われる所が見えた。
北側は日陰になっていて、まだとても涼しかったのでしばらく休んだ。地べたに座っても汚れが気にならない。インドではかなりレアな場所だ(失礼)
日が強くなってくると白いタージが眩しい。
もと来たほうを見ると中庭がとてもキレイだ。
タージの東側のモスク?に行ってみた。
人気が少ないのでキレイな写真が取れる。
中庭の西側には博物館がある。別料金で5Rsだった。外国人料金は無いらしい。
でも一瞬で見終わった。いくつかの絵が展示されているだけだ。
正門の西側ではインドの見どころを写真で紹介したコーナーがあった。これだけで行きたい所を決めれそうだ。
当然今回の旅で見たところもたくさんあった。
正門付近には日本人の団体があちこちにいた。さすがインド一の観光地だ。インドで団体客を見たのはコレが初めてだった。
名残惜しいが、タージ・マハルを後にした。ミニ三脚は無事だった。
一旦宿に戻り、休憩した後、今度はアーグラー城へ出かけた。一瞬歩こうと思ったが遠そうだったので、サイクルリクシャを拾った。20Rsで行ってもらった。
アーグラー城はインドでよくある感じの城だ。カッコいい。
中は制限がかかっていて全て見ることはできなかったがそれでも見ごたえがあった。
大理石を使った建物も幾つかあり、とてもキレイだった。
キレイな装飾がいたるところに施されており、とても凝っている。
中庭もきれいだ。
城内ではインド人家族が思い思いに過ごしていた。
川の向こうにタージが見える。もうちょっと水があれば美しいのだが。
昼食を取っているとお土産売りがしつこい。買う気が無いので適当に安すぎる金額を提示してあしらっていたら、去る頃にはその金額で売ってくれた。1/10以下だ。いったいどんだけボッテいるんだか。
でもお釣りを返してくれなかったのでもめたらさらにどかっと渡されて笑顔でごまかされた。(大1中2小6で120Rs)
さらにインドで便利そうな皮のサンダルを買った。これも言い値の1/4くらいには落ちた(200Rs)
今度はアーグラー城の北にある「ジャーマ・マスジット」に行ってみた。歩いていけたが、サイクルリクシャが5Rsで行くと言い出したのでOKした。
乗ると今度は20で帰りも送るよ。その代わりお土産やにつれてっても良い?と売り込んできた。ヒマだから付き合ってやる事にした。
日本語で色々書いてもらった紙を見せて信用を得ようとしていたが、むしろ怪しい。まあ結果的に正直な爺さんだが。
ジャーマ・マスジットは騒々しい旧市街のど真ん中にあった。騒々しいといってもインドらしいし色々安そうなので好きだ。臭いけど。
このモスクは大したことは無かった。工事中だし。デリーで見たのの少し小さいやつだ。アラビア語かコーランの勉強をしているこどもたちが沢山いた。そういえばインドでもムスリムはアラビア語も話すみたいだった。彼らにアラビア語の挨拶をすると喜ぶ。
市場で中古?のシャツを買った。インド人らしく襟付きシャツを買ってやった。
サイクルリクシャのオヤジの所へ戻って約束どおり店に連れって行ってもらった。4つ行きたいとか言い出した。ちょっと嫌だったけどまあいいや。
お土産やツアーが始まった[E:sweat01]
最初は宝石屋。シルバーはもういい。お土産に石の入ったアクセサリを買った。これも買う気が無い作戦で安く買えた(500Rs)。石が本物なら安いだろう。ニセモノだったら日本で安物を買ったと思えば良い。
次は石屋。タージ・マハルにちなんでか大理石を扱う店が多い。工程を見せてもらって商品を冷やかして終了。
大理石のお土産工場にて
その次は服屋。あまりいいものは無かった。シルクのネクタイをお土産に買おうと思ったが、買う気が無い作戦で提示した額(100Rs)は飲んでくれなかったので却下。
今度はでかい総合お土産や。珍しく全て値札つきのFIXプライスだが外国人客専用らしく、高すぎなので興味なし。
また服屋。5つ目じゃないか。面倒なのでスグ終了。
店つれ回し過ぎじゃないか!?でもどの店も押し売りは無くて良かった。
宿にもどり、夕食にでかけた。それにしても停電が多いまちだ。泊っている宿は発電機を持っているが、ソレもよく停まるしバカうるさい。
人気のレストランにしようかと思ったが混んででいたので、露店で済ました。少し奥に行けば安いものだ。チョウメン(焼きソバ?)10Rsはお手ごろで良かった。