プエルト・マドリンとバルデス半島の自然。(03/04~07)

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ペンギンたちは何を見ているのだろうか。(寝ているだけかもしれない)

ブエノスアイレスを出たバスは20時間かけてパタゴニア地方の入り口、バルデス半島の付け根の町プエルト・マドリンに到着した。今回使った「セミカマ」というグレードのバスは高いほうの「カマ」と呼ばれるバスより50ペソ程安かった。とはいっても足置つきのなかなか豪華なシートだ。機内食の様な食事もついていてとてもよかった。ただ、日中はエアコンの利きが悪くて暑かった。預け荷物にも(アテにはならないが)タグをつけてくれたり、車内もまったく盗難などの心配はなさそうだった。都市部を出ると、牧場?になっていたりしていた景色が、荒野になって行く。何もない景色はつまらないが、夕日だけは美しかった。

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アルゼンチンもトルコのようにたくさんのバス会社がしのぎを削っている。結果、どれもこれも豪華バスだ。値段はどこもかしこも同じだが。

 バルデス半島はブエノスから南下してきてパタゴニア地方に入ったばかりのところにある。大陸に何とかくっついているように突き出している。プエルトマドリンに3泊滞在し、バルデス半島のツアーとプンタトンボのツアーに参加してきた。
 バルデス半島は動物の宝庫と聞いていたが、内陸部は何もない荒野だった。それでもグアナコというアルパカみたいな生き物を何度も見たし、アルマジロや固有種のウサギ「Mara Patagonica」を見ることができた。
 海外線に出るとそこは動物の宝庫の意味が分かった。最北部の岬という意味の Punta Norteでは、アシカ(Sea lions)の群れ、Punta Cantorでは大きな象アザラシや CaltaValdesではマゼランペンギンのコロニーを見ることができた。一番の楽しみだったシャチのアシカハンティングは残念ながら見ることができなかった。野生の動物観光はかなり時間がない限り運任せで難しいなと思った。

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半島の入り口にバルデス半島で見れる動物たちの紹介をしたちょっとした博物館がある。

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Punta Norte にたくさんいたアシカの群れ。海で遊んだり寝そべっていたり動きがかわいかった。かわいそうだが本当はこの群れを狙うシャチを見てみたかった。

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グアナコは内陸部で何度か目にすることができた。何匹かの群れで行動している。

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アルマジロもなかなかめずらしくて見つけるとはっとする。

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Punta Cantorで見たゾウアザラシ。Punta Norteにもいたがアシカが多すぎてどれがどれか分からなかった。でもここは全部で4頭くらいしか見つからなかった。海で2匹で遊んでいる姿も見られた。とても大きいのだが、遠くからしか見えず、迫力が分からなかった。

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Caleta Vanoesのマゼランペンギンたち。結構な数が海岸でぼけっとしていた。このあたりが営巣地になっていて穴がぼこぼこ空いている。

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最後に寄った Puerto Piramideの海岸線はなかなか面白い形をしている。
6~12月のシーズンはここから鯨ウオッチングツアーが出ている。今はなんかひっそりとしていた。

次の日はバルデス半島の南にあるプンタ・トンボをメインとしたツアーに参加した。
これは良かった。ペンギンが密集しているとはいえないが、たくさんのペンギンがそこにいた。形容するとペンギン村、いや、ペンギン町という感じだろうか。歩道に沿って歩くのだが、目の前から遠くまで、そこに広がる風景にはたくさんの穴、つまりペンギンの巣が見え、ぽつぽつとたくさんのペンギンがいる。ほとんどはなぜかつっ立って目を閉じて風に吹かれているだけである。なかにはペタペタ歩いていたり、子ペンギンが「腹減った」泣いたり、ビーチのほうを見ると泳いでいたりする。なんか生活観あふれる光景であり、それがペンギン町と思った理由かもしれない。歩けるのは岬の付け根部分だけだが、それがこのトンボ岬全体に広がっているというと、もはやペンギン市というのが正しいのかもしれない。

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見渡す限りペンギンの栄巣地が広がっている。分かりにくいけど穴がぽこぽこ空いているのが分かるだろうか。。ペンギンの種類はマゼランペンギンで体長50cmくらいである。

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本当に間近でペンギンたちが見られる。でも触ってはダメ。ていうか噛まれる。

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陸上ではおとなしくつっ立って風に吹かれているやつが多い。

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たまに痒くて(?)動く。

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赤ちゃんペンギンが腹をすかせて(?)鳴きまくっても無視である。

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赤ちゃんペンギンも弱弱しくつっ立っている。たまに強風が吹くとフラッとするのがかわいい。

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巣穴のなかにいながら突っ立ている。何を考えているのか気になる。

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巣はそんなに深くない。ちなみにペンギンはそろそろブラジルへ向けて旅に出るらしいのだけれど、海に浮かんだまま寝れるという。

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旅に向けてか防水の毛に生え変わる最中。

最後はペンギンだらけになってしまった。でも、ここは一日いても飽きなさそうだ。
まあ、ともかく、このあたりは生態系の宝庫であった。

——————–新設!? 情報コーナー—————————-
移動 ブエノスアイレスからプエルト・マドリン 550ペソ 

宿情報:Hi Patagonia 65ペソ/6人ドミ 70ペソ/4人ドミ
    バスターミナルから徒歩20分くらい。
ツアー:バルデス半島一日 250ペソ(ホエールウォッチは追加260ペソ)
    プンタトンボなど一日 250ペソ(イルカウォッチは追加220ペソ)
(ツアー料金はインフォメーションで聞いた限りどこも同じかも)

※1ペソ=20円 
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